ZIPANG-4 TOKIO 2020 菅首相の故郷「秘境温泉と名水」が意味するもの(その3)

川原毛大湯滝・泥湯温泉(詳しくは本文にて…)

川原毛地獄は、青森県(南部)の恐山・富山県(越中)立山と並ぶ日本三大霊地の一つです。
大同2年(807)に月窓和尚が開山したと伝えられており、灰白色の溶岩に覆われた山肌は火山活動の余勢をいまだに残しています。

車を降りると、草木が生えない灰色の山肌が突然現れ、いたるところから蒸気が吹きだし、鼻をつく強い硫黄臭があたりに漂っています。

須川温泉(詳しくは本文にて…)

小安峡温泉・奥小安大湯温泉(詳しくは本文にて…)


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いま世界的に新型コロナパンデミックの真っ只中ですが、日本ではこれに追討ちをかけるように、7月初旬には「令和2年集中豪雨」と命名された災害で熊本県や岐阜県において沢山の方々が犠牲者となられ、大きな被害を蒙ったばかりです。

この度は9年前の東日本大震災において未だ復興途上にある東日本のニュースをお届けするに当たり、改めて犠牲となられたすべての方々へ謹んで哀悼の意を捧げるものです。

合掌

編集局記

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「秋田最南」とは?


秋田最南とは秋田県「湯沢・羽後・東成瀬・十文字・増田」地域を表しています。


地域紹介

湯沢・羽後・東成瀬・十文字・増田とは

初めて聞いた方もおられるかもしれませんが、ここは秋田県の最南端の地域です。 簡単にそれぞれの地域をご紹介します。


湯沢市Yuzawa

小安峡大噴湯

湯沢市は、温泉と美味のまち。よく新潟県湯沢町と間違われますが、秋田湯沢には湯量豊富で個性的な温泉が多く、稲庭うどん、日本酒、三関せりなどたくさんの恵みが揃う地域です。


羽後町Ugo

羽後町は、西馬音内盆踊り※のまち。女性を中心に子供のころから踊りを習得して、上京しても祭りの期間中は帰省して祭りで踊るのが通例。伝統と文化を重んじる町です。


※西馬音内盆踊り

徳島の阿波踊り、岐阜の郡上おどりと並ぶ日本三大盆踊りの一つ。毎年8月16〜18日の3日間、西馬音内の町が神秘的な別世界と化します。朗らかなお囃子と対象的な麗しい踊りが織り成す夢幻の空間。神々しいかがり火が照らし出す幽玄な踊り手の姿は、見る人々を虜にします。

「西馬音内盆踊り」1981年より国指定重要無形民俗文化財。


盆踊は、全国各地でそれぞれの特色を伴なって伝承されていますが、西馬音内で踊られている盆踊は、とくに洗練された流麗優雅な踊り振りにすぐれた芸態を示し、盆踊の一典型としての価値が高い。

  


踊り手のうち、とくに女たちは端縫【はぬい】と呼ばれる端布【はぎれ】を縫い合わせた風雅な着物、あるいは浴衣に白足袋のいでたちで踊り、編み笠または彦三頭巾と呼ばれる黒頭巾をすっぼり冠り、顔を見せないようにしています。

彦三頭巾のいでたちは亡者をかたどったという言い伝えを残し、盆に精霊とともに踊るという供養踊の伝承の面影をいまに伝えているのです。

盆踊の囃子は、笛・大太鼓・小太鼓・三味線・鼓・鉦などで編成され、特設屋台の上でにぎやかに演奏され、これに合わせて地口と甚句が歌われます。

宵のうちは秋田音頭と同じ地口で囃される「音頭」から踊りはじめ、夜が更けてくるにつれて、「甚句」の踊となるのが習わしになっており「甚句」の踊は、また、がんげ踊とも亡者踊とも呼ばれております。

快活でにぎやかな囃子でありながら、その踊りの振りは実に優雅で美しく、数ある盆踊の中でも傑出したものといえるでしょう。


東成瀬村Higashinaruse


東成瀬村の旬の食材などを販売する農産物直営店。野菜や果物など、自然豊かな村の恵みを買うことができます。

東成瀬村は、日本一美しい村に加盟している村。ありのままの自然がまぶしいだけでなく、この村の人たちもある意味まぶしい。学校教育が盛んで日本一の教育の村として視察などが相次いでいるからです。


横手市十文字町Jyumonji



横手市十文字町は、ラーメンと食のまち。あっさりとした和風スープに細麺がからむ十文字ラーメン※は地元民にも人気です。他にもさくらんぼや野菜などの一大産地です。


※元祖 十文字中華そば(十文字ラーメン)

マルタマは昭和10年秋田県平鹿郡十文字町(現横手市十文字町)で初代・川越倉治と妻のタマが創業しました。当時は太平洋戦争の真っ只中にあり、十文字町にも多くの中国人の方が住んでおりました。その中国人の方から製麺の技術を習い、自分たちが考案した和風スープを合わせて提供したのが、十文字中華そばの始まりです。

2020年を迎えた今年で創業85年になりました。  


横手市増田町Masuda

増田の蔵(くらしっくロード)


横手市増田町の中心にある「中・七日町商店街」通りには、貴重な内蔵を備えた家屋・店舗が現在も約50軒以上残っています。その町並みは歴史的雰囲気を醸し出しており、家屋の他にカフェ、酒蔵などが並びます。この通りを「くらしっくロード」と呼んでいます。建造物の中には国指定有形文化財もあります。


横手市増田町は、蔵とまんがのまち増田町。内蔵が多く残る町並みは国内外からたくさんの観光客が訪れる一大スポット。最近リニューアルしたまんが美術館は国内有数の規模と集客を誇ります。

無料見学できる内蔵と有料で見学できる内蔵があります。通りにある案内所で下調べをしてから見学しましょう。


水がいいから 酒も食も美味しい


JR湯沢駅のすぐ前にある(一社)湯沢市観光物産協会が運営する土産店。同建物2階は事務所になっており、観光案内も行っています。湯沢の菓子・食品から地酒、いぶりがっこなど地元産品を幅広くそろえております。

そのうちに湯沢の銘酒【菅】なんて銘柄の酒が発売されるかも!
菅首相のように、甘党の方にはノンアルコールかな~!


湯沢市には日本三大うどん1つ「稲庭うどん」がありますし、羽後町には冷がけが有名な「西馬音内そば」があります。「十文字ラーメン」をあわせると麺のまちでもあります。

湯沢市や増田地区の酒蔵は世界的な賞をとるほど有名で日本酒ファンにはたまりません。また、羽後町には「羽後麦酒」もあり醸造文化が根強い地域です。

ここで肥育された牛は湯沢市の「三梨牛」「皆瀬牛」、羽後町の「羽後牛」東成瀬村の「短角牛」などがあり、最高のお肉に出会えます。

「いぶりがっこ」も秋田でも有数の生産地。現在は様々な商品にもなっています。 他にも「三関せり」や「羽後のまんじゅう」、「東成瀬のトマト」「十文字さくらんぼ」など数えきれない美味がたくさんあります。まだまだ伝えきれません。

これも全部、山紫水明の郷らしく品質がいいお水の恵みと言っていいでしょう!


オンリー1の歴史文化

増田の蔵は、蔵しっくロードの名がつけられており、文化財としての評価も高く、見学できるため多くの観光客でにぎわっています。

湯沢市の「七夕絵どうろうまつり」※は、夏を彩る美人画に灯りがともる優雅な雰囲気のあるお祭りで、羽後町の「西馬音内盆踊り」は踊り子の妖艶さとかがり火が醸し出す幽玄なお祭りです。

※  「七夕絵どうろうまつり」は前号をご参照ください。

秋田最南の誇る伝統工芸品「川連漆器」


約800年の歴史をもつ「川連漆器」や醸造文化が残る建造物などここにしかないオンリー1の歴史文化があります。ありのままの日本、秋田を味わえる地域です。


野趣あふれる温泉

川原毛地獄

この地域は地熱エネルギーが盛んな地域でもあり、秋の宮温泉郷のように自宅に温泉を引けるほど、湯量と泉質が豊富な地域です。

特に、滝そのものが温泉となっている極めて珍しい「川原毛大湯滝」や、川原を掘ってマイ足湯をつくれる「川原のゆっこ」は人気のスポットです。

また、須川温泉の露天風呂は、紅葉の錦絵を見ながら温泉に浸かれるとあって大変好評です。

特に、秋の宮温泉郷~泥湯温泉~小安峡温泉~奥小安大湯温泉~須川地域の温泉は別名「極楽地獄ライン」と呼ばれており、「川原毛地獄」などの観光スポットを巡った後に入る温泉は極楽・極楽と評判です。

他にもやまゆり温泉、なるせ温泉、五輪坂温泉、上畑温泉などがあります。


小安峡温泉・奥小安大湯温泉


湯沢市の東側に位置する小安峡には、地熱に恵まれ古くから温泉街として栄えた「小安峡温泉」と「大湯温泉」があります。


小安峡温泉の宿はそれぞれ個性的な宿が国道沿いに並び、途中の足湯を楽しみながらそぞろ歩きができるのが特徴です。


大湯温泉は秘湯の宿として、川沿いの渓谷と温泉が楽しめるところが特徴です。湯沢市の一大観光スポットであるのが「大噴湯」。


小安峡谷の岩づたいに階段を降りると、その先には遊歩道が続き「シューッ、シューッ」と大地の息吹を感じさせるように熱湯と蒸気が激しく噴出しています。


この地域には地熱を利用した特産品販売所や乳製品販売所、キャンプなどができる「とことん山」などがあり家族でも恋人同士でも楽しめる温泉地です。

とことん山キャンプ場
大自然に囲まれ、充実した宿泊施設を完備するキャンプ場です。キャンプ用品のレンタルもあり、初心者でも気軽にキャンプが楽しめます。特に最近はスノーキャンプも人気です。(写真のコテージ・バンガローもあります。)


小安峡温泉は道路沿いに宿があり歩いて日帰り温泉や足湯を楽しめます。大湯温泉は少し遠いので小安峡温泉からは車で移動するのがベストです。 


交通手段

車 湯沢横手湯沢ICより国道398号で約40分

電車 JR湯沢駅よりこまちシャトルで約45分
羽後交通バス小安線で約50分、宿の送迎もあり


川原毛大湯滝・泥湯温泉


泥湯温泉の開湯は1200年前とも言われています。
湯気がそこかしこから昇る風景は、とても雰囲気があります。


硫黄泉のため温泉らしい匂いと肌触りが湯治客を楽しませています。周辺には、日本三大地霊地の1つと言われている「川原毛地獄」や地蔵菩薩、そしてそこを下っていくと珍しい日本最大級の『滝の湯』である「川原毛大湯滝」があります。


深い渓谷となっている三途川渓谷などとあわせてその周辺は、絶景の紅葉スポットとなっています。


車で行くと国道310号は道幅が狭く、対向車とすれ違い時に要注意です!川原毛大湯滝には、川原毛地獄から行くと歩いて時間がかかるので国道51号、三途川渓谷付近から車で行くといいですよ!


交通手段

車 湯沢横手須川ICより県道51号、310号経由で約25分

電車 JR湯沢駅よりこまちシャトルで約40分 またはJR三関駅よりタクシーで約25分


須川温泉

※夏季のみ営業

須川温泉 地元の木をふんだんに使用した屋内大浴場。杉には殺菌作用があります。

須川温泉は栗駒山がある秋田県と岩手県の県境に位置する温泉地です。
此処には2軒ある温泉宿ですが、特徴的な温泉と施設で多くの観光客が訪れています。


周辺には須川湖があり、風光明媚な地域として、夏は栗駒山の登山、トレッキング、キャンプや森林浴、秋は紅葉狩りが楽しめます。特に秋は周辺道路が混雑し渋滞を引き起こすほどの人気スポットです。


夏季(4月下旬から10月下旬まで)のみの営業になります。


交通手段

車 湯沢横手道路十文字ICより国道342号で約80分

電車 東北新幹線JR一関駅下車、民間バスを利用して約100分 ※本数限定


最後にご紹介するのは、

環境省「日本名水百選」に選ばれています「力水」です。


元和6年徳川幕府が一国一城制を敷き、佐竹南家が現在の市役所のある場所に館を建てたときから佐竹南家の御膳水として明治25年ごろまで使用され、近所の人たちが昼食や休憩のときにのどを潤したり、この清水のお茶は特別にうまいといって飲まれていましたが、だれということなく、この水を飲むと力が出るというようになり、その後、力水の石碑が建てられました。


昭和60年7月、環境庁の日本名水100選に選ばれたほか、平成2年には建設省の手づくり郷土(ふるさと)賞30選に選ばれました。現在も水をくみに訪れる人が絶えません。


所在地 秋田県湯沢市古舘山

アクセス 湯沢駅から徒歩7分 備考 トイレ・駐車場あり


令和2年9月20日 菅首相

モリソン豪州首相及びトランプ米国大統領との電話会談についての会見


令和2年9月20日、菅総理は、総理大臣公邸で会見を行いました。

総理は、オーストラリア連邦のスコット・モリソン首相及びアメリカ合衆国のドナルド・トランプ大統領との電話会談について次のように述べました。

「先ほど、モリソン豪州首相、そしてトランプ大統領と電話会談を行いました。
モリソン首相との対談では、日豪協力して対応していこうと、そういうことで一致いたしました。

トランプ大統領からは、共に日米同盟を一層発展していこうと、そういう要請を頂きました。当然、私からは、日米同盟というのは正に地域の平和と安定のための、そのための基盤である、そうしたことを申し上げ、お互いに連携をしていこうということで一致しました。


また、北朝鮮問題、新型コロナウイルス対策、ここについても両国で緊密に連携していこうということで一致しました。さらに、大統領からは、24時間いつでも何かあったら電話をしてほしいと、そういうことで一致したところであります。

本日、早速、米国との中でお互いに連携していこうということで一致したということで、非常に手応えを感じております。
これを機会に、各国首脳と電話会談を行って、日本の立ち位置を理解してもらい、お互いに連携を深めていきたい、このように思います。」  



この度の記事に、ご協力戴きました皆様に感謝申し上げます。



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使



協力(順不同・敬称略)

合同会社トマトクリエイション
〒012-0844 秋田県湯沢市田町2丁目4番地1電話 0183-55-8582

一般社団法人 湯沢市観光物産協会
〒012-0827 秋田県湯沢市表町2-1-15 T-スクエア235 201 電話0183-73-0415

一般社団法人東北観光推進機構
〒980-0811 仙台市青葉区一番町2-2-13 仙建ビル8階 TEL 022-721-1291

文化庁〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話(代表) 03(5253)4111

環境省 〒100-8975 東京都千代田区霞が関1-2-2 中央合同庁舎5号館 TEL 03-3581-3351

首相官邸 〒100-0014 東京都千代田区永田町2丁目3−1 電話: 03-3581-0101

日原もとこ 東北芸術工科大学名誉教授 風土・色彩文化研究所主宰



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。

ZIPANG-4 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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