はじめに 記事をお届けするに当たり、昨夏、関東・東北地域を直撃した、強烈な台風19号と、続く21号の記録的な豪雨で、千葉や栃木、福島など5県の34河川で浸水被害や土砂災害により亡くなられた方々を始め、多岐に亘って被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。また、このたび我が国の世界遺産である沖縄のシンボル首里城の正殿等主要部分の全焼被害が発生。やりきれぬ国民的ショックも癒えぬ中、重ねて2019年12月4日、アフガニスタン東部で長年医療と共に当地に用水路を完成させた国民的英雄、中村哲医師の暗殺事件が続きました。余りにも大き過ぎる一連の悲報に暮れた昨今です。今私達は世界平和の為に何が出来るか…?中村氏が遺した後姿から一人ひとりが何かを学び取り、その実践こそが目指した真の世界樹に繋がるものと思います。謹んで哀悼の意を捧げつつ。合掌
秋の秘境
徳島県三好市は同県の最西端に位置し、香川県、愛媛県、高知県と接する四国の「へそ」にあたる地域です。そして日本三大秘境の一つに数えられる秘境観光名所、大歩危(おおぼけ)や祖谷(いや)地区を含め、剣山(つるぎさん)、吉野川など、西日本や四国を代表する山河が揃い、豊かな自然に恵まれています。
徳島県西部の山間地域には急峻な斜面が多く、カヤをすき込む土壌流出防止法や独特な農具の利用など特徴的な急傾斜地農耕が継承されており、「にし阿波の傾斜地農耕システム」として三好市を含む地域が2018年3月に国連食糧農業機関(FAO)から世界農業遺産に認定されました。
徳島県三好市では2017年に「ラフティング世界選手権大会」および2018年に「ウェイクボード世界選手権大会」が行われ、世界中のウォータースポーツファンが集まり、開催場所である吉野川流域の大歩危・小歩危およびイケダ湖がウォータースポーツのフィールドとして世界でも有数の環境であることが世界で認められました。
また、三好市の中心地である池田町をはじめとする市街地では、「四国酒まつり」、「いけだ阿波踊り」をはじめとするイベントが盛んで、多くの来場者で賑わっています。
まるごと三好観光「秘境観光」
まるごと三好観光「ウォータースポーツのまちづくり」
まるごと三好観光「まちなか観光」。「いけだ阿波踊り」しなやかな女踊りに魅せられて…
東京に観光の広報活動拠点!
2020年、三好市では、東京にも観光のための広報活動の拠点を置き、メディアへのサポート活動を強化することにより、多くの観光客が市街地に訪れてくれるようにすることを「まちなか観光」とし、「秘境観光」と「ウォータースポーツのまちづくり」、そして「まちなか観光」を連動することで、消費を拡大し、経済活動を広げることを三位一体「まるごと三好観光」として、三好市の地方創生につなげていく計画です。
三好市へのアクセス
車:徳島市中心部から約70分 徳島自動車道(井川池田IC)
電車:JR土讃線で岡山駅から約85分 JR徳島線で徳島駅から約65分(下車駅:阿波池田駅)
空港:徳島空港から車で約85分 高松空港から車で約70分
参考
三好市の概要
真白な山桜が咲き乱れているような雪景色…渓谷をゆっくりゆっくりと走る列車は、住民の足と地域の観光の両面を担っている・・・
徳島県三好市は、平成18年3月、三野町、池田町、山城町、井川町、西祖谷山村、東祖谷山村が合併し、誕生しました。四国のほぼ中央に位置し、古くからこの地域は交通の要衝として、また、県西部での社会、経済、文化、観光の中心として発展してきました。
箸蔵寺「紅葉の大祭(おねり)」
三好市には、大歩危峡や黒沢湿原、紅葉の名所・竜ヶ岳、四国第二の高峰・剣山といった豊かな自然や、四国霊場第66番札所・雲辺寺、平家落人伝説の残る祖谷のかずら橋など、歴史的文化遺産などがあります。
また、阿波踊りや祖谷平家まつり、雪合戦四国大会などのイベント、井川スキー場腕山やラフティングスポット、妖怪屋敷、温泉などの施設もたくさんあります。
本市では、近年の高速交通網の整備と相まって、これらの豊かな資源をもとに「自然が生き活き、人が輝く交流の郷」をキャッチフレーズに、交流と連携の拠点を目指しています。
続く・・・
鎹八咫烏記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
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