ZIPANG-4 TOKIO 2020 「フィリピン:緊急支援(新型コロナウイルス)」日本からのご寄付が路上で暮らす若者のたちの手に!

昨年は、皇室の御代替わりで年号も平成から令和元年へと引き継がれました。

我が国は、東日本大震災を始めとする災害続きで七転八起の平成時代でした。
しかし、多くの犠牲者を出し、課題は山積みでも、令和年号には明るい光を求めて歩み出したばかりです。

そこへ今、日本ばかりか予想だにしない世界的な規模で新型コロナ肺炎パンデミックが各国で拡散し猛威を奮っております。


未だ目に見えない相手に特効薬も、終息期の予想も付かない状況下で、ある日突然、自分が加害者或いは、被害者となるかも知れないのです。

密集、密閉、密接 の "三密 " と、自己中心の行動がコロナ菌の喜ぶ条件と申します。ならば 、今、私達に出来ることはただ一つ。それとは反対行動をとれば良いだけの話ですね。

当面は一人一人がその "三密 " を守りましょう。
皆が心を合わせれば、コロナ菌は行き場を見失うのです。

どうか、世界各国が足並みを揃え、協力しあって一日も早く平和な日々が訪れますように。

    

路上で暮らす子供たちの屈託のない明るい笑顔が、より悲しさを誘う・・・

ACC21は、フィリピンでの新型コロナウイルスの感染拡大に伴う都市の封鎖によって、路上で暮らす子ども・若者(ストリートチルドレン)とその家族が困窮していることを受け、緊急支援に取り組んでいます。


4月3日から9日までに集まったご寄付約30万円が、4月13日にフィリピンのパートナー団体チャイルドホープのもとに届きました。日本の皆さまからの温かいご寄付は、路上で暮らす若者とその家族への緊急支援物資の配布に充てられます。 できるだけ多くの路上で暮らす子ども・若者とその家族に支援を届けられるよう、引き続きご寄付のご協力をよろしくお願いいたします。


ACC21とは

ACC21はアジアの現地NGOとの幅広いネットワークを基盤に、 アジアの貧困削減の実現に向け活動する国際協力NGOです。


設立趣旨

多様な言語、宗教、文化、伝統等を持つ民族・人々から構成されるアジア。
人々の生活を取り巻く自然環境は、熱帯から温帯そして乾燥帯へと広がる気候の中で、様々な装いと表情を見せています。

日本に住む私たちはそのような豊かなアジアの一員であり、世界の中でもとくにアジアの地域で生活する人々と深いつながりを持っています。

歴史的にも文化や経済そして政治においても大きな影響を受け、また影響を与え、強い相互依存の関係にあります。同時に日本はかつてアジアの一部を戦場とし、多くの人命を奪い多大な被害をもたらした加害者であり、被害を受けた人たちの間には今もなお消すことの出来ない傷跡が残っています。

私たちは、この歴史的事実を直視しつつも、増大する相互依存関係の中で、域内の人々と協力・協働し、より創造的で公正な社会づくりに貢献したいと考えています。 


■ビジョン vision アジアの人々が共に生き、支え合う、世界に開かれた、公正で平和な社会 

■ミッション mission ビジョンの実現に向けて、私たちは次の4つの"流れ"を促進し、ひとづくりを行います。

■4つの流れと「ひとづくり」 ACC21は次の4つの"流れ"を促進し、市民・民衆・NGO等を基礎とした市民社会の協働ネットワークを構築していきます。

① 資金の流れ

公益信託「アジア・コミュニティ・トラスト」(ACT)、その他途上国への資金助成を目的とする信託基金等の支援先に関わる専門的調査と事務局機能を遂行することにより"資金"の流れを促進し、また自ら資金開拓を行い、貧困から脱却しようとする人たちに自立的発展を促す "社会投資"としての資金的支援を行います。


② ひとの流れ

「相互扶助のコミュニティ」意識を高めるための、セクターと世代と国を超えた人的交流を推進します。


③ 知識・情報の流れ

知識・情報にアクセスすることの出来ない人たちに、必要な知識・情報が得られるように支援します。 また、日本国内でアジアの人々の現状、とくに支援を必要とする人々の生活状況や課題についての最新情報を提供します。


④ 政策・制度変革の流れ

アジアの社会開発運動のリーダーたちと協働しながら、社会的公正実現のための政策提言を行い、提言に沿った制度の確立を図るための運動を行います。 特に、日本の政府開発援助(ODA)が、支援を必要とする貧困層の人々に確実かつ効果的に届くように政府に働きかけます。


⑤ ひとづくり

ACC21が推進する「4つの流れ」をさらなる効果あるものにするため、必要な人材を育成します。


日本からのご寄付が路上で暮らす若者のたちの手に

認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(所在地:東京都文京区、代表理事:伊藤道雄、以下ACC21)は、2020年4月3日(金)、フィリピンでの新型コロナウイルスの感染拡大に伴う都市の封鎖によって、路上で暮らす子ども・若者とその家族が困窮していることを受け、緊急支援活動を開始しました。

呼びかけ開始以来、4月15日(水)までに、56人の方から42万8,000円のご寄付をいただきました。このうち、4月9日(木)までに集まった31人の方からのご寄付のうち計29万5,200円を現地パートナー団体チャイルドホープ・フィリピン財団(以下、チャイルドホープ)に送金し、13日(月)に入金が確認されました。

現在、チャイルドホープは、週に2回緊急物資の配布活動に取り組んでいます。
3月27日に緊急支援活動を開始してから4月15日までに、のべ427世帯に食料などの緊急物資を配布し、のべ90世帯に衛生キットを配布しました 。

日本からの緊急支援物資の配布活動の様子(チャイルドホープ)


《緊急支援物資(ひと家族・1週間分)》

米10キロ、麺類、ビスケットのようなすぐ食べられる食品、缶詰、粉ミルク、
200ペソ(約420円、調理用の灯油や薬を購入するための緊急費用)​ 


今回現地に届けられた日本からの寄付はまず、ACC21がチャイルドホープと協同で取り組む「路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」でこれまでに支援した若者とその家族(約60世帯)への緊急支援物資の配布のために活用されます 。

子どもを抱きながら「路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」のトレーニングに参加する女性(2019年8月)

しかし、現地で支援を必要としている路上の家族はこれだけに留まりません。


フィリピン政府も低所得世帯に対して給付を行っていますが、路上で暮らす人たちの多くは、その恩恵を受けられていません。そのため、チャイルドホープが支援する子どもとその家族だけでも、約450世帯 が支援を必要としています。配布している緊急支援物資は1週間分のため、ロックダウン(都市封鎖)の続く4月末まで、毎週、緊急支援物資の配布を続ける必要があります。

このため、ACC21はチャイルドホープと密接に連携し、できるだけ多くの路上で暮らす子ども・若者とその家族に支援を届けられるよう、状況をみながら支援の対象を増やしていきます。

政府の支援を受けられない路上で暮らす子ども・若者たちとその家族に、食料と安心を届けるために、引き続きご寄付へのご協力をよろしくお願いいたします。

ご寄付は、すみやかに現地パートナー団体へ送金し、緊急支援物資の配布に活用します。

※現地パートナーの「チャイルドホープ」は、フィリピン社会福祉・開発省に認定された社会福祉団体のため、街が封鎖されている中でも、緊急救援の活動が許可されています。


「フィリピンの路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」とは?

ACC21とチャイルドホープは、2018年7月より、フィリピンの首都マニラにて、「路上で暮らす若者の自立支援プロジェクト」に取り組み、年間30人の若者が就職・起業するための職業技術やより良い人生を生きてゆくための価値観を身に着けられるよう支援しています。


◇お問い合わせ先

認定NPO法人アジア・コミュニティ・センター21(ACC21)
〒113-8642 東京都文京区本駒込2-12-13 アジア文化会館1F
メール:info@acc21.org 電話:03-3945-2615



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。

ZIPANG-4 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

0コメント

  • 1000 / 1000