ZIPANG-4 TOKIO 2020 当編集局のコロナウイルス対策公開します!


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ー新型コロナ菌肺炎のパンデミックに寄せてー

令和元年は平成時代からの皇室御代替りで国民の関心事は新しい光を求めるが如く、皇室の話題に明け暮れた一年間でした。そのハイライトは昨秋の古式床しき雅びた即位式。さながら平安絵巻物の再現で世界的な称賛を集め、国民にとってもその高揚感は冷めやらぬまま令和2年を迎えたばかりでした。

そこへ、降って湧いたような世界的な規模での新型コロナ肺炎のパンデミックです。これで久しく待ったオリンピックどころではなくなりました。加えて、その新型コロナ菌の正体分からず特効薬も、終息期の予想も付かない状況だとされています。厄介なのは感染当初、自覚症状がない為、ある日突然、自分が加害者或いは、被害者となるかも知れないのです。

私達に出来ることはただ一つ。密集、密閉、密接 の "三密 " と、自己勝手な行動がコロナ菌の喜ぶ条件と申します。ならば 今、それとは反対行動をとれば良いだけの話ですね。

当面は一人一人がその "三密 " を守り、皆が心を合わせればコロナ菌は行き場を見失うのです。
どうか、世界各国が足並みを揃え、協力しあって一日も早く平和な日々が訪れますように。

編集局より

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寄稿文

鎹八咫烏より


皆さま、こんにちは! 本日は突然ですが、誠に異例な記事となります。実はこれ迄の5年間、初期の目的※を掲げて、様々な記事をご紹介して参りましたが、本日は当局編集長が、寄稿者を兼ねる一人二役となりますことをお許し下さい。

※当ZIPANG TOKIO 2020の巻末に毎回、当ウエブサイトの目的、趣旨、ポリシーを述べております。 

当編集局では、手洗い、マスク、室内換気は勿論のこと、それ以外に独自のコロナウイルス対策を行っております。編集局内の各所に、アロマテラピー(アロマセラピー)で使用するエッセンシャルオイル(精油)の、オリジナルブレンドによるインテリア空間への芳香です。

風邪と花粉症予防にもなり現在のところ、狭い編集局ですが、香りにより快適な空間となっております。

そこで、レシピを公開いたしますので、よろしければ皆様も一度試してみて下さい。


アロマテラピーとは

"アロマ" の語源はギリシャ語の「香草、香辛料」に由来し、これを利用した療法即ち"テラピー又はセラピー" が、日本語では芳香療法または精油療法と呼ばれます。これはヨーロッパに古くから伝わる民間療法ですが、本格的に日本に紹介されたのは、1980年代以降のことでした。

この療法の真髄は植物から抽出した100%天然のエッセンシャルオイル(精油)を使用することにあります。

一般的には香りを嗅ぐことによって「心」を安定させ、「体」を健康にすることと解釈されて います。

 

エジプト「ツタンカーメン」最近、清掃担当が顎の髭部分を折ってしまい大変に話題になりましたが、元々発掘された時から離れており、これまではエポキシ樹脂で接着されていたが今回は、蜜ろうを使って修復されたことが博物館側から発表された。


歴史

古代エジプトでは、約5千年も前から植物油に香りのあるハーブなどの植物を浸たして、その香りを移し香油として使用していました。世界で初めて植物療法として活用したのは医学の祖、古代ギリシャのヒポクラテス(紀元前460年頃~紀元前370年頃)です。
ヒポクラテスは、人間の自然治癒力を高めるためには、4つの要素すなわち、太陽光、水、空気、大地(土)であると説きました。

エリザベステイラーが、リチャードバートンと共演した「クレオパトラ」そのイメージが余りにも強烈で、その印象からすると黄金の薔薇という感じですが、残念ながら存在いたしません。そこで真紅の薔薇は如何でしょう⁉


絶世の美女、クレオパトラは寝室のベッドに薔薇の花びらを敷き詰めてお眠りになったとか…

当時はまだ、エッセンシャルオイル(精油)の抽出方法が考案されていなかったにも拘らず…(オシャレ‼〜) 

 ただし、古代エジプトにおいて今でいう植物油(キャリアオイル)は存在しており、香油として使用されていました。


因みにエッセンシャルオイル(精油)の抽出方法が考案されたのは17世紀、チグリスユーフラテス川流域のイラン、イラク、アフガニスタンという地域になります。
そして十字軍などが、ヨーロッパに広めたそうです・・・

私たちは植物のもつエネルギーを吸収して生活の中に活してきましたが、「アロマテラピー(芳香療法)」ということばが使われてきたのは、20世紀になってからです。


アロマテラピーの名付け親は、ルネ・モーリス・ガトフォッセ(フランス・化学者)であり、1928年「芳香療法」(アロマテラピー)を執筆・提唱。南仏で、化学の実験中に火傷を負い、ラベンダーを塗布して治したと言う話はあまりにも有名です。

体験記ー虫の知らせー

余談ですが、その効能を小生は身をもって体験したのです。
以前、約半月間程の日程で、ヨーロッパのインテリア・建築の視察を兼ねて写真撮影の旅をした時の話です。

(左)南仏・精油のブレンド体験が出来る工房 (右)パリ・セーヌ河畔の屋台でアロマ販売


折角パリに来たのだから、南仏にも立寄ろうとニースとカンヌに宿泊したのです。そこで虫の知らせというべきか、お土産に、ラベンダーのエッセンシャルオイル(精油)を購入して宿に入りました。就寝には些か時間もあり、仲間からカジノへの誘いを断り、(理由は、単に金欠病を憂慮してですが…後で深く後悔!)それよりもデジカメの無い時代、3台のカメラを首にぶら下げ、1回の旅毎に35㍉36枚撮りのポジフィルムを200本位は撮りまくっていたんですね。

今では1本撮れるか否か?…要するにやる気ホルモンと脚力に比例することがこの齢になって分かりました。

宿に着くなり、その気狂い沙汰故の激疲れです。一刻も早く横になりたいと、とるもの取り敢えず、真っ先にベッドへ直行したのです。 いつものことですが、撮影作業日となると、向こう見ずでとことん没頭する性癖があり、後で想定外の疲労感に気付く始末です。

ところが、入浴は逆に目が冴えて不眠を招く為、それを飛ばして朝風呂にする訳ですが、湿気のない南仏はさぞかし爽やかであろうと、踏んだのが若気の至り・・・ 寝起きのボケ頭で湯加減も確かめず、洋式の浴槽にいきなり、ドブンと体重かけて足を突っ込んだのですから堪りません‼ なんとそれは灼熱地獄の釜茹ででした。 

昔、銭湯に存在した「通称:電気風呂」に入ったどころの騒ぎではなく、言うなれば足全体が電流に打ちのめされたが如くの感覚です。足を抜こうにも麻痺して身動き取れず、それでも幸い浴槽が浅かったので、両手で思いっきり足を引っ張り上げて倒れるように浴槽の縁につかまり、シャワーの水で冷やし、命からがら自らベッドで手当てを施したのでした。

その時、「転んでも只では起きるな!石を掴んで起きろ」という天の声が聞こえたような気がして、脳と体が自然に反応したのか・・・ そんな最中、何故か閃いたのが、その日、土産に買ったラベンダーのことです。これは好機と、その効能を確かめてみたくなったのです。(実際は、眠ることさえも叶わず、そんな余裕など微塵もあり得ず…)

火傷を負った足のふくらはぎから足裏に至る患部全体に塗布を試みたのです。 当然1日や2日で治る筈もなく、強烈な痛みの中、それでも本能的に藁をも掴む思いで癒される感覚を得たのか、帰国後も連日欠かさず、手当を続けたのです。

当時は、こんな洒落たものではなく、バケツに足を入れて塗っていました。
足が27㌢あり、大きなバケツでした・・・靴を探すのに苦労しました。


さて、塗り始めてから40日~50日位経った頃、医者の手も借りず、半信半疑で自らの人体実験結果は実に驚きの大成功を収めたのです。
笑い話の様ですが、ケロイドも残さず、完治するまでの経過を残すため、毎日写真に記録しておりました。

ところが、これは40年も前の話でして、今頃になって何処に仕舞い込んだものか…その後転居したこともあって、未だに発見出来ずに居ります・・・ しかしこの体験から、学んだことは、アロマテラピーにしろ、カラーセラピーやサウンドセラピーにしろ、インド生まれのアーユルヴェーダ、中国の漢方医学等は、何千年もの期間、世界の主流を担ってきたのです。

西欧諸国が世界に先んじて生んだ近代医学以前はこうした伝統医学だったのです。それはほんの19世紀末のことでした。たかだか150年も経ていないのです。 筆者が身を以て体験したことは、確かにルネ・モーリス・ガトフォッセが執筆した「アロマテラピー」の本に書かれた、ラベンダーの効能は真実でありました。

嘘みたいな本当の話です。


そう言えば、火傷のことで想い出したことがあります。
同じ自然療法のカラーセラピーのことです。

カラーの専門家の皆様は、ご存知と思いますが、カラーセラピーはスイスにおいては病院にて健康保険で治療を受けることができ、 高品質のレンズに症状に合わせて様々なカラーフィルターを装着し光を透過させ治療をしています。 ひどい火傷も日数はかかりますが、火傷後を残さず自然に治癒いたします。

自然療法・カラーセラピーの力は、凄いと思い、実は小生も専門家にお借りして自動車事故のリハビリに頸椎に使用していました。確かにかなり良くなりました。(これも身をもっての体験)


様々な自然療法がありますが、それぞれの分野でコロナウイルス対策を考えてみては!
如何でしょうか⁉

勝手なことを言うな~と叱られそう・・・!当編集局はアロマテラピーで行きま~す。

長崎県壱岐市の老人保健施設・天然温泉木風呂大浴場(男)内側にステップがあります。ステップは、出入りだけでなく、腰かけて腰湯をしたり、どっぷりと湯につかり、両肘をステップにかけ身体の安定を保つことができます。
湯が溢れないように、正面右奥の框に開けた穴から溢れる湯が落ちて行く仕組みです。

同、木風呂天然温泉大浴場(女)。奥の風呂も木風呂です。浴槽から湯がオーバーフローして滑らないように工夫。浴槽に使用した材は、木曾五木の椹(さわら)です。

住空間モデルハウスやオフィス、ショールーム、店舗へ空間の香り提案

小生は、元々樹木が発する香りとその癒やし効果に関心を抱き、KISOHI プロジェクトを立ち上げ、生まれ育った土地柄、木曾檜の風呂(浴槽)の企画・開発・設計をしておりました。前述の南仏での体験から、アロマ環境セラピストとして空間への精油の芳香活用を考案した奴です。

まさか、この歳になって、今日の新型コロナ肺炎によるパンデミックが発生するなど考えても見なかった事態となりました。 未だ、それに有効な特効薬も処方も見つからない状況の中、それは拡大し続けております。これ程高度に進化した近代医学が立ち往生する一方で、伝統医学の中から快方に向かったという治験も聴こえてきたり…筆者には思わず、ハッと蘇るものがありました。

先駆者、ジャン・バルネ(フランス・医師)は、医療の分野にアロマテラピーを取り入れ確立させました。1964年「アロマテラピー」(戦時中の臨床活動によるアロマテラピー実践結果をまとめたもの)著書を発表。南仏に建てた病院の院内感染を防ぐブレンド法を考案しました。

ガトフォッセの弟子のマグリット・モーリー(フランス・化学者)は、アロマテラピーマッサージを考案。そして、イギリスにも広め、サロン&クリニックを展開。(1940年~)


実は、あまり知られておりませんが 、ジャン・バルネ博士よりも以前に、ラベンダーのエッセンシャルオイル(精油)を使用して負傷兵の治療にあたった女性がおります。

彼女は「クリミアの天使」と呼ばれておりました。

そうです、フローレンス・ナイチンゲールがその人です。
1855年スクタリにおいて、ナイチンゲールはエッセンシャルオイル(精油)を使用して治療を施し、数多くの負傷兵の 命を救いました。


エッセンシャルオイル(精油)とは 

□植物から水蒸気蒸留法によって抽出した100%天然のもので、非常に高度に濃縮さ れたもの。
□揮発性の高い芳香物質。

・空気に触れると急速に揮発します。
・エッセンシャルオイルは、オイルと呼ばれているにもかかわらずべとつきがなくさらさらとしています。
□各植物によって特有の作用と香りをもちアロマテラピーのベースとなる素材です。
□個々の植物に含まれるエッセンスの量は、季節や栽培のための環境、植物の収穫時期などによっても異なります。
□エッセンシャルオイルはふつう常温では液体であり、純粋なアルコール、脂肪、油に溶けます。
□エッセンシャルオイルは、水には溶けませんが短時間なら水の中に浮遊した状態が保てます。
□数十から数百種の有機化合物の混合物。
・複雑な混合物であるためエッセンシャルオイルは用途がひろく、1つのエッセンシャルオイルに多くの効能があります。
・多くの成分がいっしょに作用し、各々の効果のバランスをとるため安全であるとされるが、全てのエッセンシャルオイルがそうではないので十分注意が必要です。 

注)天然=安全ではない

エッセンシャルオイルの成分が全て解明されていないため、使用方法、安全性を理解することが必要であります。
□エッセンシャルオイルをブレンドする際には、2種類以上4種類位までを使用するのがよい。
相乗効果をもたらしてくれるからです。

※ヨーロッパでは、国によって医薬品扱いになっていますが、日本においては雑貨品として取り扱われており、使用する場合は、基本的な知識を学んだうえで取り扱ってください。あくまでも自己責任となります。


エッセンシャルオイルの成分

※植物のエッセンス(植物の特殊化された分泌細胞の中で生成されるもの)は日光から得 たエネルギー(光合成)を使って植物のまわりにある空気、土壌、水のなかの水素、 酸素、炭素の化学元素を結合させ、これらの原子から何百もの異なった化学物質をつくりだします。
しかし人間が解明できた物質はごく一部であります。

当編集局の空間に使用しているエッセンシャルオイルとは

<編集局のコロナウイルス対策としてブレンド公開します>


エッセンシャルオイル3種類をブレンドして空間に芳香しています。

①精油名はニアウリ(ニガウリと勘違いした人がおられますので要注意)

②精油名はラベンダー

③精油名はネロリ(小生にとってのベストはネロリですが、花から抽出するため高価なので購入が難しいという方は、一般的な果皮から抽出する甘い香りのオレンジを使用して下さい。どちらでも大丈夫です。他にも葉から抽出するプチグレンがありますが、渋みがあるのでこのケースには、使用しない方がよいかと思います⁉が、香りを確かめて下さい。)


エッセンシャルオイル(精油)の香りを確認する方法ですが、初めての方は、蓋(ふた)を取った瓶の口から直接香りを確かめられますが、エッセンシャルオイル(精油)の本当の香りは蓋を取った蓋の内側にありますので、必ず、蓋の内側で確認してください。マイルドな香りが致します。
また、成分分析表が添付してあるエッセンシャルオイル(精油)かどうかも確かめて下さい。


ニアウリ・・・・・・・3   (ニアウリが入手困難な場合ティートリー)

ラベンダー・・・・・・ 2

ネロリ(オレンジ)・・ 1


の比率でブレンドしています。
(それぞれ好みの香りがおありでしょうから比率は自由自在に)


一般的に、風邪や花粉症予防には、ティートリーやユーカリ(香りが優しい「ユーカリラジアタ」と「ユーカリグローブルス」があります。どちらでも大丈夫)を使用します。

ニアウリは勿論、風邪や花粉症予防にも使用します。
さらには、喘息(ぜんそく)の方たちに使用されているのです。

国内において、ティートリーやユーカリ(一般的にユーカリと言うとユーカリラジアタを指します)ほど、普及していないので入手は中々難しいかも⁉
入手できない場合は、ティートリーを使ってください。遥か昔からティートリーはアボリジニの万能薬として使われてきました。また、以前にもご紹介しましたが、第二次世界大戦で、オーストラリアから戦地に向かう兵士は、必ずティートリーをリュックに忍ばせていたそうです。


※注意

アロマテラピー(仏語)、アロマセラピー(英語)どちらでも同じ意味です。学ばれたことのある方はご存知ですが、おおかたの方が肌に直接触れても大丈夫な精油は、ラベンダーとティートリーのみになります。ご注意ください!

精油1滴は0.05mlになります。


芳香の方法

芳香器には、色々な種類があります。

例えば

①デュフュ―ザー


デュフュ―ザーは、台座にコンプレッサーが付いており上部のガラスにに入れた精油を空気で押し出して芳香致します。


②ミストタイプ

ミストタイプは上部内側に水を入れ、上部から霧状に芳香。乾燥防止。


③センサータイプ

玄関などに、人が通ると感知して数分間芳香。連続芳香も可能。右端の白い物です。


④キャンドルタイプ

キャンドルタイプは、火にご注意を!他にも中央のキャンドルの右横の球体のランプのように熱により芳香させるものもあります。


⑤外出時に便利でしかも簡単な方法はと言うと・・・

ハンカチに精油を3~4又は4~5滴位垂らしておいて、時々ハンドバックやポケットから取り出しカトリーヌ・ドヌーブかグレース・ケリーのようにエレガントな仕草で口元にあてる。早速今晩に練習してみて下さい。男は007のショーン・コネリーかジャン・ギャバンのように・・・


忘れるところでした。芳香器が無くても空間への芳香は可能です。例えば小皿にティッシュやポプリを乗せて数滴たらしておけばかなりの時間持続します。また、枕元や車内、トイレなどが良いでしょう。個人のデスクや小会議室・・・

名刺を包んでおけば香りが移りコロナ菌死滅⁉きっと相手の方にも好印象です。


※空間芳香で重要なことがあります。エアコン等風の流れを考え設置すること。
結婚式の披露宴会場では、料理の邪魔にならないように、予め料理長と打ち合わせが必要となります。他に新郎新婦二人の想い出の香りや、ご自身のアイデアを盛り込んでください。
旅館やホテル等における香りの活用法などもありますが、長くなりそうなので、いずれ機会がありましたらご紹介いたします。

また、空間全体のインテリアイメージと芳香器の色・形・素材・サイズ・デザインなどがそぐわない場合はフラワーポットやプランターを上手に利用してください。


コロナウイルス対策に使用する「エッセンシャルオイル」

ニアウリ

精油名: ニアウリ、Niaouli
植物の学名:Melaleuca viridiflora
科名:フトモモ科
抽出部位:葉、枝
抽出方法:水蒸気蒸留法
ノート:トップ(~ミドル)
注意事項 妊娠初期は避けて下さい。
<香気> 軽く甘さのあるウッディーな香り
主成分:1,8-シネオール、α-テルピネオール、ビリデフロロール、リモネン、α-ピネンなど 。
原産国:オーストラリア、ニューカレドニア、マダガスカルです。フランス領の東インド、ゴメンという街から輸送されていたため、フランスではゴメーノルとも呼ばれていました。
体に対する働き:喘息、風邪、インフルエンザ、鼻炎、花粉症といった呼吸器系のトラブルに効果的です。また、尿路系の疾患や関節炎にも有効です。  


ティートリー

精油名:Teatree
植物の学名:Melaleuca alternifolia(メラレウカ・アルテルニフォリア)
科名:フトモモ科
抽出部位:葉
抽出方法:蒸留
ノート:トップ  
〈香気〉爽快な木の香、松脂のような香り
主成分: テルピネン-4-オール、α-テルピネン、γ-テルピネン 
原産国:オーストラリア
▼体に対する働き:・抗感染作用(流感、扁桃腺炎、中耳炎)・抗ウィルス作用 ・殺菌・消毒作用(虫刺され、発疹によるかゆみ)・解毒作用
▼肌に対する効果 ・炎症の鎮静(火傷、日焼け、皮膚炎)・浄化作用(化膿したおでき、傷)・抗ウィルス作用(イボ、ヘルペス)  ・抗真菌作用(水虫・カンジタ菌)
▼心に対する働き ・心をリフレッシュさせる
※注意点 ・特にない 


ユーカリ(参考)

精油名:Eucaly
植物の学名:Eucalyptus globulus(ユーカリプトス・グローブルス)
科名:フトモモ科
抽出部位:葉
抽出方法:蒸留
ノート:トップ 
〈香気〉鼻にさすような揮発臭と樟脳の香り
主成分:1,8シネオール、α-ピネン、β-ピネン  
原産国:オーストラリア、スペイン、ブラジル
体に対する働き :・呼吸器系への強壮作用(かぜ、のどの痛み、気管支炎、せき、鼻づまり)・利尿作用(膀胱炎、尿道炎、腎盂炎、糖尿病)・解熱作用・冷却作用 ・殺菌作用・抗感染作用・抗ウィルス作用(インフルエンザ)
▼肌に対する効果:・冷却作用(火傷、日焼け、皮膚炎)・切り傷、皮膚のうっ血
▼心に対する働き:・心を元気にする

※ユーカリラジアタ(Eucalyptus radiata)(ユーカリプトス・ラジアタ) (成分)1,8シネオール、α-ピネン、β-ピネン  


ラベンダー

精油名:Lavender
植物の学名:Lavandula angustifolia(ラバンデュラ・アングスティフォリア)
科名:シソ科
抽出部位:花
抽出方法:蒸留
 ノート:トップ~ミドル
〈香気〉渋さの中にほんのりハーブの香り
主成分:酢酸リナリル、リナロール、テルピネン4オール
原産国:フランス、地中海諸国
▼体に対する働き:・鎮静作用(不眠、ストレス、動悸、血圧降下作用)・抗ウィルス・殺菌作用(かぜ、気管支炎、喉の痛み、咳を抑える)・抗真菌作用(水虫、カンジタ菌)・強壮作用(免疫を増進させる)・消炎作用(かゆみや炎症を抑える)・解毒作用(虫刺され)・消毒作用(傷をきれいにする、空気浄化)・防虫・殺虫作用(殺虫剤、蛾の幼虫の発生を防ぐ)・鎮痙作用(捻挫、筋ちがい、リュウマチ)
▼肌に対する効果:・新しい細胞の成長を促進、日焼け、やけど、にきび、傷全般 ・皮脂の分泌のバランスをとる効果(全ての肌質に適する)・抜け毛、育毛にヘアートニックとして使用
▼心に対する働き:・精神を浄化し、穏やかな気持ちにする(怒り、心の疲労、躁鬱)
※注意点・通経作用(妊娠初期3ヵ月間は使用を控える)


ネロリ

精油名:Neroli
植物の学名:Citrus aurantium (キトルス・アウランティウム)
科名:ミカン科
抽出部位:花
抽出方法:蒸留
ノート:トップ~ミドル
〈香気〉上品なオレンジの花の香り
主成分:リナロール、リモネン、ネロール、α-ピネン、酢酸リナリル
原産国:フランス、チュニジア、モロッコ
▼体に対する働き:・鎮静作用(不眠、生理前の緊張症を軽減)・抗うつ作用(不安、ストレス、更年期症)・催淫作用(性的な障害によい)
▼肌に対する効果:・皮膚細胞の成長を促進(乾燥肌、敏感肌、老化肌に効果がある。肌に弾力性を与える) しみ、しわ
▼心に対する働き:・とてもリラックスさせる力がある・極度な興奮状態の気分を鎮める
※注意点・催眠性が強いので集中力がにぶる・長時間使用すると眠気をおこす  


~時にはハーブティで一休みしてください~


長くなりましたが、是非一度アロマテラピーの効能をお試しください。
また、皆様も各々のお得意の分野で、これはコロナウイルス対策になりそうだと思われましたら、どうか積極的にチャレンジして、まず、ご親戚や、ご近所の人たちからでも広めてコロナウイルスを消滅させようではありませんか!

最後までお付き合いいただき、誠にありがとうございました。



鎹八咫烏記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使


撮影にご協力いただきました、香りの学校LIVE(かおりのがっこう らいぶ)名古屋本校と卒業生の皆様に御礼申し上げます。



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。

ZIPANG-4 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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