伝統工芸丸亀うちわ ベンガラ「渋うちわ」詳細は編集後記にて。
天井と壁面のガラスをよくご覧下さい…最初は、一瞬ドイツ磁器マイセンのマークが何故?と思いましたが、目を凝らしてよく見ると、うちわの地紙を貼る前の竹骨を活用して空間デザイン…どんな風に組み合わせてあるのかな?直に観てみたいですね~
読者の皆様からご質問を頂き、その後の調べで、タイトルは「うちわの骨の家」と分かりました。3年に1度開催される瀬戸内国際芸術祭の第1回(2010年開催)男木島でのアート作品の一部を「うちわ港ミュージアム」の回廊にインスタレーションしてあることが・・・
作家は西堀隆史氏です。香川県うちわ協同組合連合会が管理されています。
いつでもご覧になれます。香川県丸亀市港町307-15
近江八幡市 町並み(新町通り)白壁にベンガラ格子、見越しの松…近江商人の邸宅が続きます。さらにそれぞれのお庭が素晴らしい。近江商人の故郷「東近江市」「日野町」も同様に・・・リンク記事にてご紹介。
滋賀県近江八幡市「旧西川家住宅」国指定重要文化財
左奧の部屋の朱の壁と柱などの構造材はベンガラ塗。柱は常時磨かないと富山や木曾の漆塗りの様な味わいになります。
西川利右衛門(古文書によっては、理右衛門とも書かれています。)は、当市を代表する近江商人の一人で、初代から昭和5年に11代が没するまで、約300年間に亘って活躍しました。
屋号を「大文字屋」と称し、蚊帳(かや)や畳表などを商い財をなし、近江を代表する豪商としての地位を築きました。11代が没した後、分家の西川庄六家の厚意によって市に土地建物共に寄贈されました。
昭和58年1月重要文化財に指定、昭和60年より保存修理が行われ、主屋は宝永3(1706)年の建築当初の形に復元されました。また、3階建ての土蔵は、天和年間(1681から1683年)の建築で、全国的に見ても珍しいものです。
近江八幡市立資料館(郷土資料館・歴史民俗資料館)
滋賀県近江八幡市新町2丁目22にてご覧になれます。
東近江市五個荘 近江商人屋敷藤井彦四郎邸庭
藤井彦四郎は、三代目藤井善助の次男として生まれ、後に分家して藤井糸店を創業しました。「鳳凰印の小町糸」の発売や「スキー毛糸」の製造を行なうなど、時代を敏感にとらえて一代で成功しました。
当家は、敷地面積8,155平方メートル、ベンガラの建物面積710平方メートルにもおよび、屋敷内には、彦四郎自身の構想による琵琶湖を模した池泉回遊式の庭園をはじめ、主屋、客殿、洋館、土蔵が立ち並んでいます。(客殿・洋館は県指定文化財、庭園は市指定名勝、そのほかは国登録文化財)滋賀県東近江市宮荘町681にてご覧になれます。
近江日野商人 発祥の日野町
滋賀県の南東部、鈴鹿山系の西麓に位置する東西14.5km、南北12.3km、総面積117.63平方kmの町です。霊峰・綿向山を東に望む日野町は、町の花である「ほんしゃくなげ」が咲き誇る、無限の大地が育んだ自然環境に恵まれた町です。
この地に人が住み始めたのは古く、今から約1万2千年前と言われています。旧石器時代の終わりから縄文時代の始めころ狩猟や採集生活を、さらに弥生時代には稲作も始められていた記録があり、飛鳥時代には百済の文化が持ち込まれました。
やがて、室町時代、蒲生氏の城下町となって大きく変貌を遂げ、歴史の表舞台に登場してきました。町の繁栄の基礎を築いた蒲生氏は400年以上この地を治め、商工業の保護・育成に努力し、鉄砲や鞍などを特産品として生み出してきました。
江戸時代に入って、漆器や薬売りの行商から発展した日野の商人は近江商人の基礎を確立し、その中心の町として繁栄、全国各地に商圏を伸ばす近江日野商人として名をとどろかせていきました。
日野ひなまつり
2月上旬~3月上旬、日野町の大窪から村井・西大路にかけての商店街や商人屋敷など、どこか懐かしさを感じる日野の町並み。そんな街角や商家に、さらに日野独特の風景である桟敷窓越しなどに、江戸時代から現代に至るまでのお雛様や創作人形が飾られます。
近江日野商人館や近江日野商人ふるさと館をはじめ日野まちかど感応館、馬見岡綿向神社などを中心に、桟敷窓のある商家や個人宅・商店の店先など150ヶ所以上にお雛様や雛飾りがおこなわれます。 滋賀県蒲生郡日野町大窪から村井・西大路一帯にてご覧になれます。
石川県金沢市・兼六園と隣接して建つ「成巽閣」群青の間・書見の間 国指定重要文化財
金沢 成巽閣 庭園から望む
格式のある階下の書院に対して、階上は意匠を凝らした数奇屋風書院の造りです。
群青の間とそれに続く書見の間は、階上における最も重要な空間でした。
天井は折上天井とし、素材の杉柾を目違いに張り、蛇腹および目地にはウルトラマリンブルーという西欧より輸入された顔料を使用した群青が特異な意匠となっています。
群青の間では、天井の群青から壁に朱を用いた色鮮やかなお部屋となっており、床の間は洞床と云われる踏込床で、左側には1畳の板畳が付いています。
構造及び形式等 : 一階謁見の間、謁見の間次の間、広間(階段の間)、廊下、
清香書院(水屋付)、清香軒、松の間、蝶の間、蝶の間次の間、
亀の間、亀の間次の間、十二畳半、十一畳、入側、縁、…
成巽閣は、石川県金沢市兼六町1番2号にてご覧になれます。
日下部民藝館(旧日下部邸)内観
東は乗鞍岳、南に御嶽山、西に白山、北には立山。
飛騨高山はその山々に包み込まれるように位置しています。
元々は“安川村”という小さな村だった山里高山に江戸のはじめに大きな旋風が巻き起こります。
織田氏、豊臣氏、徳川氏の家臣であった金森長近は、
関ヶ原の戦いで功績を収め初代高山藩主となりました。
長近は京都に習って市街地を碁盤目状に作り、東山に寺を集め、侍屋敷・職人町を作り、現在の町の原形を成しました。かつて山里だった高山の町並みは大きな変貌を遂げるのです。
元禄5年(1692年)金森氏は国替えとなり、飛騨は徳川幕府直轄の天領となり、それ以来高山は、町人の町として栄えます。そうして町衆文化が主となる高山文化が彩りはじめていったのです。
日下部民藝館(旧日下部邸)外観
天領時代、日下部家は幕府(代官所)の御用商人として栄えた商家で、屋号を「谷屋」といいました。
嘉永5年には、役所の御用金を用立てする掛屋〈かけや〉をつとめ、後には両替屋を営みました。
当時の邸宅は明治8年の大火で類焼、
その4年後の明治12年(1879)に完成したのが、現在の建物です。
木の国飛騨の人々は元来建築技術に優れており、「飛騨の匠」と称されております。
その「飛騨の匠」は現在に至るまで数多くのすばらしい建築物を生み出してきました。
当家の棟梁〈とうりょう〉は当時の名工、川尻治助、
彼は自己の技量をこの家に傾注し、江戸時代の建築様式そのままの見事な住宅を造り上げたのです。
主家〈おもや〉は、切妻造り段違い二階建て、一部吹き抜けの総桧〈ひのき〉造り。
梁〈はり〉と束柱〈つかばしら〉の木組みの力強い構成、屋根の勾配〈こうばい〉はゆるく、軒〈のき〉の出は深い。
また家の正面表構えの出格子〈こうし〉、入格子、窓切りの変化、ベンガラに煤〈すす〉をまぜて、焦〈こげ〉茶色に塗った木部の仕上げ等、江戸時代高山の町家造りの特色を留めております。
他に土蔵二棟があります。
昭和41年、明治建築の民家として初めて国の重要文化財に指定され、
以後民芸館として一般に公開されております。
第8代高山市長の日下部 尚氏は「高山を、日下部を、歴史と文化を、
出来る限り多くの方に知って頂きたい、
その一心で私達は大切に大切に今日まで護り続けてきました。」と語っておられました。
日下部民藝館は、岐阜県高山市大新町1丁目52にてご覧になれます。
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観で統一された、見事な町並みが整然と続く吹屋の町並み
レトロなバスが懐かしい・・・バスはギリギリの道幅をゆっくりゆっくりと通って行く。運転手は慣れた手つきでハンドルさばき…お客は庇に当たらないかと心配そうだ!
漆喰とベンガラ格子に灯りがよく似合う…毎年9月に行われる「吹屋ベンガラ灯り」。
今年は・・・岡山県高梁市「吹屋ふるさと村」
伝統の魂を守る老舗醤油屋「かめびし屋」
~~~✜✜✜~~~
いま世界的に新型コロナパンデミックの真っ只中ですが、日本ではこれに追討ちをかけるように、7月初旬には「令和2年集中豪雨」と命名された災害で熊本県や岐阜県において沢山の方々が犠牲者となられ、大きな被害を蒙ったばかりです。
この度は9年前の東日本大震災において未だ復興途上にある三陸地域のニュースをお届けするに当たり、改めて犠牲となられたすべての方々へ謹んで哀悼の意を捧げるものです。
合掌
編集局記
~~~✜✜✜~~~
かめびし屋
企業理念
「伝統と革新」「職人集団」「おいしさと安全」
伝統と革新
職人集団
おいしさと安全
ごあいさつ
「かめびし屋」をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
皆様の御支援を頂きながら、岡田家7代目の伊右衛門が創業(1753年)以来、現在18代目260年をこえました。
2003年に18棟の建物が国有形登録文化財に指定され、そして敷地の真中にはむしろ麹室があります。1965年頃より麹づくりが次々と機械化されるなかで、これらの蔵やむしろ麹室を頑なに守り続けたことが、現在の伝統製法「むしろ麹法」を唯一続けている蔵「かめびし屋」となりました。「コクやうまみの深さ」に独特の味わいが出せるむしろ麹法。この製法に代々こだわったことが現在の財産となり、新しい発想を取り込んだ商品開発にも役立っています。
醤油づくりだけの「かめびしらしさ」ではなく、新しい発見も含め、日々挑戦しつづけることが、かめびしの原動力であり、その時代の「かめびしらしさ」を追求しています。
今後とも、伝統と革新を兼ね備えた「かめびし屋」を、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
かめびし屋 十八代目
ゲストハウス
かめびし邸
瀬戸内海に面する港町 引田(ヒケタ)、 1753年創業の醤油屋が、築約100年の古民家をリノベーションしたゲストハウス。 醤油の香りにふれるノスタルジックな時間を過ごしてみませんか。
◆ POINT 1
醤油屋がつくる、うどん県ならではの朝食付き
香川県ならではの朝食を無料でご用意いたします。
ご希望の方は、ご予約時にお申し込みください。
さらに、昼食や夕食をご希望の場合には、瀬戸内海産の魚のカルパッチョや、ナポリの本格窯でつくる焼き魚や焼き野菜、ピザなど、旬な食材を使ったお料理をふるまいます。
※別途料金
◆ POINT 2
文化と伝統の観光スポット「かめびし」
かめびし邸の目の前の「かめびし」では、醤油販売所、お茶屋、ナポリピザ窯スペース、世界的アーティストによる座敷や蔵、作品展示をお楽しみいただけます。
その他のワークショップも盛りだくさん。
文化や自然を感じ、食も楽しめる、充実した時間をお過ごしください。
> 世界に一つだけのMy醤油づくり体験
> 酵母が住み着くもろみ蔵見学ツアー
> ナポリの本格ピザ窯で焼く、醤油ピザづくり体験
※いずれも料金別途
宿泊料金
一棟貸切
¥20,000-(税別)
※4名様まで一律料金
※5名様以上の場合は ¥5,000/1名様を頂戴します。
※最大8名様まで宿泊可能。
蔵元直売
かめびし屋で作った醤油やもろみ、お菓子等を直売しております。
醤油の色、香り、味をその場でテイスティングできます。
マイ醤油ボトルや前掛け等の限定グッズの販売も。
かめびし茶屋
かめびしの蔵内にある茶屋で、ゆっくりとした一時をお楽しみください。
かめびし醤油を使ったお茶請けや、良質な豆を使ったコーヒー、素材にこだわった自家製讃岐うどんなどをご用意しています。
風の館
ピザの本場、ナポリのピザ窯をなんと醤油屋の一角に導入。
焼きたてもちもちの窯焼きピザと醤油ソースのコラボレーションは舌鼓間違いなしの絶品です。
ぜひご賞味ください。
かめびし屋 交通アクセス
住所:〒769-2901 香川県 東かがわ市 引田 2174 電話:0879-33-2555
高松方面から来られる方
お車…高松自動車道「引田IC」から10分
電車…JR高松駅より、高徳線 引田駅 下車、徒歩10分
徳島方面から来られる方
お車…高松自動車道「引田IC」から10分
電車…JR徳島駅より、高徳線 引田駅 下車、徒歩10分
流政之氏 関連情報
北海道赤平市
彫刻公園サキヤマ~流政之彫刻作品群
流 政之(ナガレ マサユキ)
1923年、長崎県生まれ。香川県高松市にアトリエ開設。2018年7月7日、老衰のため死去。
彫刻家「Samurai Artist」の異名を持つ。
少年期には父、中川小十郎(立命館大学創設者)の教えにより古流武道を学ぶ。
その後、刀鍛冶、桜井正幸の門をたたき、隅谷正峯らとともに作刀を学ぶ。
海軍飛行科予備学生となりゼロ戦パイロットとなる。戦後は各地を放浪。
1955年に日米戦没パイロット追悼のため木彫と鉄溶接による個展「飛行空間」を開く。
1956年、石彫に出会い「ワレハダ」技法により注目を集め、ニューヨーク世界博日本館の壁画「ストーンクレージー」が世界博ベストワークとして紹介される。
1964年から75年の間は主にアメリカを拠点に活動する。その中で、1967年に日本を代表する文化人として、アメリカのタイム誌が世界に誇る侍彫刻家として紹介する。
1981年に奥尻島に「北追岬」、2002年に大沼流山温泉に流彫刻公園「ストーンクレージーの森」を監修する。
2005年、北海道知事公館に「サキモリ」を建立。
2010年には札幌駅に「テルミヌス」を建立。
日本アカデミーの創設者、日本アカデミー賞受賞者に贈られるオスカー「映画神像」の製作者である。
流政之 ギャラリー
【作品配置図】
①サキヤマ②アトヤマ③ナガレバチ④旅法師⑤旅法師Jr⑥その気⑦指の肌
⑧コロポックル⑨サキモリ⑩ピリカ
四国における流政之の作品「またきまい」
「またきまい」は、香川県の方言で「また来てください」の意味。瀬戸内海を背景に刻々と変化する時間と共に様々な表情を見せてくれます。
五色台※の大崎山園地で観ることが出来ます。(香川県坂出市王越町木沢)
※五色台は、弘法大師が開いた「真言密教」の五大色の名前が付いた5つの峰(青峰、黄峰、赤峰、白峰、黒峰)で構成されており、四国八十八箇所霊場の國分寺(こくぶんじ)、
白峯寺(しろみねじ)、根香寺(ねごろじ)、があり、古くから信仰の地でもあります。
(詳しくはリンク記事をご覧ください)
編集後記
本記事でご紹介したこのベンガラの赤は、四国の何処やらで見かけたことが…?と思い出し、記憶のネジを巻き戻してみましたら…確かあれは高校の修学旅行のことでした。
定番の金比羅参りをした折です。それは門前の店先にズラリと並び飾られていたものです。ン十年も昔のことは実に鮮明に思い描ける・・・なのに昨日の朝食のおかずは、記憶の片隅にも無いのは何故?
今更愕然とする事実!
これは自動車事故の後遺症だろうか?
否!愈々〇〇症の始まりか・・・(苦笑)
とは言え、小生の勘違いは無きにしもあらず?と念の為、香川県伝統工芸の専門家にお訊した結果、次のようなことでした。
丸亀うちわとは
金毘羅宮参拝の土産物「丸金印の渋うちわ」
丸亀うちわの技術は、江戸初期までにはすでに確立していたとされています。その後、金毘羅宮参拝の土産物として、男竹丸柄で朱赤に丸金印の渋うちわが考案されました。
続いて天明年間には丸亀京極藩士が女竹丸柄うちわの技術を習得し、藩も藩士の内職に奨励したため、うちわづくりが急速に広がりました。
天保年間には、丸亀港が金毘羅船の発着で賑わい、土産物のうちわも飛ぶような売れ行きを見せるようになり、全国に丸亀うちわの名声が高まっていきました。現在の生産量は年間1億本で、全国シェアの90%を誇る日本一のうちわ産地です。
平成9年5月には国の伝統工芸品に指定。独特の風情あふれる丸亀うちわは、夏に欠かせない風物詩として全国の人に愛されています。
もう一つ ・ 讃岐提灯の話
提灯は、1000年以上前、弘法大師が中国から持ち帰られたそうですよ。
因みに出雲大社の提灯は讃岐で作られています。
1月3日午前1時、三歳社にて福迎祭が斎行されました。
三歳社は御本殿と神楽殿の間を流れる素鵞川をさかのぼった谷間に鎮座の摂社です。
平素はひっそりと佇む三歳社も、この福迎祭にて授与される福柴・福萱を受けるため、夕刻まで大勢の参拝者が賑々しく行き交いました。
「讃岐提灯」は、四国八十八ヶ所奉納提灯として生まれました。そのため、寺社特有の図柄や紋様が用いられ、極彩色に飾られた提灯が、今なお神社仏閣に飾られています。
江戸時代初期の讃岐提灯の中には、病の治癒を祈願して作られた三重作りの「一本掛け提灯」があります。内側から龍神を描いた提灯を、経文を書いた提灯で包み、この外側には極彩色で彩られた提灯が隠すようにして覆い、仕上げています。
これは縁起をかついで竹を切らずに、三重作りの提灯を製作するという高度な手法で作られています。また、この一本掛け提灯は、日本唯一のものと言われており、最近まで製作技法は秘伝にされていました。先人たちの技が集結した讃岐提灯は、現代にまで受け継がれています。
等・・・ラッキーにもこんな貴重なお話が聴けました。
この度、流 政之氏とイサム.ノグチ氏のお二人は四国が生んだ世界的な大芸術家であることくらいの知識はありましたが、こうして、改めて記事にすると、びっくりすることばかり‼
何がって?と申せば、ノグチ氏は彫刻家、流氏もどちらかと言えばやはり、彫刻家…とばかり思い込んでおりました。然し、ご両人ともその活躍範囲の広いこと …それはとてつもなくバラエティに富むものでした。
しかも…なんとお二人が最終の本拠地としたのは 、イサムノグチ氏が牟礼町で、流氏が庵治町という違いはあるにせよ、同じ香川県高松市の庵治石の産出地だったこと。そして
お二人に共通するのは夫々の作品群を置くために選ばれた環境の背景が瀬戸内海というのは大変興味深いことですね〜
その思想はイサム.ノグチ氏が残した言葉:
~自然が最大の彫刻である~
に集約されているのではないでしょうか?
さて、次号は再び岩手県に戻り、花巻と宮沢賢治についてご紹介いたします。
本号関連情報は下記のリンク記事をご覧ください。
ZIPANG-3 TOKIO 2020 令和の時代 「美と文化と建築・デザイン ~イサム・ノグチ~ 札幌 」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6144564/
ZIPANG-2 TOKIO 2020「 八雲立つ出雲の国が神の国 ~出雲大社~ 八百萬の神々と共に 」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/5479758/
ZIPANG-4 TOKIO 2020 神々集う出雲大社 ‘‘神在月” のお祭りとは〜〝しあわせの御縁〟を結ぶ神々のサミット〜
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7262895/
ZIPANG-4 TOKIO 2020 春爛漫!桜巡礼 香川~小豆島~淡路島へ
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/8068684/
ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~ 日野・五個荘・近江八幡 ~ 近江商人のふるさと「売り手よし・買い手よし・世間よしの『三方よし』の理念とは」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6479273
ZIPANG-3 TOKIO 2020「舞楽の神髄を伝える谷地八幡宮 ~林家舞楽~(第一話)」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5888137
ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~雛と紅花の里 河北町~ 「谷地ひなまつりに秘められたお婆ちゃんたちの思いとは・・・みちのくひなまつり発祥の地より(第二話)」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5901235
ZIPANG-3 TOKIO 2020 まゆはきを悌にしてべにのはな ~芭蕉~紅花の本場、谷地の「べに花まつりは、浴衣美人が映える半夏生の頃・・・(第三話)」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5935889/
ZIPANG-3 TOKIO 2020 ~ 最上川とべに花物語 ~「行く末は 誰が肌ふれむ 紅の花【松尾芭蕉】・・・ (第四話)」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/5960062/
ZIPANG-2 TOKIO 2020 ~芭蕉ゆかりの尾花沢~ 「雪とすいかと花笠と大正ロマンの銀山温泉(その1)」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4576828
ZIPANG-2 TOKIO 2020~銀山温泉500年の歴史物語り~ 「 花笠おどり発祥の地 ・尾花沢(山形) ・ 大正浪漫の銀山温泉街は川辺リのそぞろ歩きと湯花香る天然温泉(その2)」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4590255
ZIPANG-3 TOKIO 2020「奧飛騨の里に春の訪れを告げる平成最後の祭り『飛騨神岡祭』明日は【本祭】」
https://tokyo2020-3.themedia.jp/posts/6125568/
ZIPANG TOKIO 2020「西郷真理子氏(都市計画プランナー)を迎え 第27回わたしらしい住まいづくり (公社)愛知建築士会女性委員会 発足30周年記念セミナーのご案内」
長浜・黒壁、川越ほか
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3495384
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
株式会社かめびし 〒769-2901 香川県東かがわ市引田2174 電話番号 0879-33-2555
香川県 東かがわ市
〒769-2792 香川県東かがわ市湊1847番地1 地域創生課 TEL 0879-26-1276
東かがわ市観光協会 〒769-2792 香川県東かがわ市湊1847番地1 TEL: 0879-26-1276
公益社団法人香川県観光協会
〒760-8570 香川県高松市番町四丁目1番10号 電話番号:087-832-3379
香川県庁商工労働部経営支援課
〒760-8570 香川県高松市番町4丁目1−10 電話: 087-831-1111
一般財団法人かがわ県産品振興機構
〒760-8570 香川県高松市番町4-1-10 電話番号:087-832-3383
香川県うちわ協同組合連合会
〒763-0042 香川県丸亀市港町307-15.電話番号 0877-24-7055
公益社団法人 岡山県観光連盟
〒700-0822 岡山県岡山市北区表町1丁目5−1 岡山シンフォニービル2階
電話: 086-233-1802
高梁市役所 〒716-8501 岡山県高梁市松原通2043番地 Tel:0866-21-0200(代表)
北海道 赤平観光協会 〒079-1192 北海道赤平市泉町4丁目1番地 TEL. 0125-32-1841
一般社団法人 近江八幡観光物産協会
〒523-0864 近江八幡市為心町元9番地1 TEL:0748-32-7003
近江八幡市立資料館(郷土資料館歴史民俗資料館)
〒523-0871 滋賀県近江八幡市新町2丁目22 電話番号:0748-32-7048
東近江市観光協会
滋賀県東近江市八日市緑町25番4号(東近江市役所 東庁舎)電話 0748-29-3920
日野観光協会 〒529-1604 滋賀県蒲生郡日野町村井1284番地
(日野まちかど感応館内)TEL:0748-52-6577
日下部民藝館 〒506-0851 岐阜県高山市大新町1丁目52電話: 0577-32-0072
高山市役所 〒506-8555 高山市花岡町2-18 代表電話:0577-32-3333
加賀市観光情報センター 〒922-0423 石川県加賀市作見町ヲ6-2 JR加賀温泉駅内
TEL 0761-72-6678
一般社団法人 加賀市観光交流機構
〒922-8622 石川県加賀市大聖寺南町二41 加賀市役所 別館4階 TEL 0761-72-0600
公益社団法人石川県観光連盟
〒920-8580 石川県金沢市鞍月1丁目1番地TEL:076-201-8110
〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄4-16-36 久屋中日ビル3F TEL:052-261-6067
石川県 〒920-8580 石川県金沢市鞍月1丁目1番地 電話(代表)076-225-1111
出雲大社 〒699-0701 島根県出雲市大社町杵築東195 TEL.0853-53-3100
文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号(代表)03(5253)4111
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
0コメント