ZIPANG-4 TOKIO 2020【開催決定!!】KING & QUEEN展 2020年10月|上野の森美術館

はじめに 記事をお届けするに当たり、昨夏、関東・東北地域を直撃した、強烈な台風19号と、続く21号の記録的な豪雨で、千葉や栃木、福島など5県の34河川で浸水被害や土砂災害により亡くなられた方々を始め、多岐に亘って被災された皆様へ心よりお見舞い申し上げます。また、このたび我が国の世界遺産である沖縄のシンボル首里城の正殿等主要部分の全焼被害が発生。やりきれぬ国民的ショックも癒えぬ中、重ねて2019年12月4日、アフガニスタン東部で長年医療と共に当地に用水路を完成させた国民的英雄、中村哲医師の暗殺事件が続きました。余りにも大き過ぎる一連の悲報に暮れた昨今です。今私達は世界平和の為に何が出来るか…?中村氏が遺した後姿から一人ひとりが何かを学び取り、その実践こそが目指した真の世界樹に繋がるものと思います。謹んで哀悼の意を捧げつつ。合掌

エリザベス女王「エリザベス2世(ウィンザー朝4代目)」
Queen Elizabeth II by Dorothy Wilding, hand-coloured by Beatrice Johnson (1952)
©National Portrait Gallery


11世紀から現代まで伝統を受け継ぎ、今もなお世界中の注目を集め続ける英国王室。
幾度かの王家転変を辿る中で、傑出した人物たちが現れます。

6人の妻を持ち、絶対君主の名を欲しいままにしたヘンリー8世(チューダー朝2代目)、最強国スペインの無敵艦隊を撃退、“国と結婚”し生涯未婚を通した“ヴァージン・クイーン”エリザベス1世(チューダー朝5代目)、そして現在の王であるエリザベス2世(ウィンザー朝4代目)。

女王自身はもちろん、息子であるチャールズ皇太子、孫のウィリアム王子、ヘンリー王子― ロイヤルファミリー全員が、日々のニュースにも頻繁に登場するほどの人気ぶり。
このようなとてつもない人物たちが、英国王室の歴史を脈々と創ってきました。

本展は、チューダー朝から現ウィンザー朝まで、5つの王朝の重要なポートレート作品(絵画・写真等)約100点が、世界屈指の肖像画専門美術館ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーより来日。作品の魅力と併せ、美しく気品に満ちた肖像画のモデルである王室の面々が辿った運命‥幾度となく映像化や舞台化され、いつの時代も世界中を虜にする「英国王室の物語」を存分にお届けします。


ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリーは英国王朝の最も重要な肖像画を所蔵する美術館です。本展では、ポートレート作品(絵画・写真等)100点あまりから5つの王朝におよぶ英国王室の歴史を紹介します。

ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー ©National Portrait Gallery

上野の森美術館


開催概要

【展覧会名】
ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー所蔵 KING&QUEEN展
―名画で読み解く 英国王室物語―

【会場】
上野の森美術館 〒110-0007 東京都台東区上野公園1-2

【会期】
2020年10月開催決定
※会期や開館時間、入場料等の詳細は決定次第、お知らせします。

【主催】

ロンドン・ナショナル・ポートレートギャラリー、フジテレビジョン、東京新聞、上野の森美術館

【協力】

ヤマトグローバルロジスティクスジャパン

【後援】

ブリティッシュ・カウンシル

キュレーター:シャーロット・ボランド

日本側監修: 熊澤 弘(東京藝術大学大学美術館准教授)

 
展覧会ナビゲーター 中野京子

本展では、肖像画から写し取る表情や、佇まいから辿る物語を作家でドイツ文学者の中野京子さんがナビゲートされます。

著作『名画で読み解く イギリス王家12の物語』 (光文社新書)


参考

上野「文化の杜」の歴史

寛永寺「根本中堂」

上野公園の歴史は、江戸時代に三代将軍・徳川家光が江戸城の丑寅(北東)の方角、すなわち鬼門を封じるため、この地に東叡山寛永寺を建てたことにはじまります。

寛永寺は芝の増上寺と並ぶ将軍家の墓所として権勢を誇ったが、幕末には寛永寺に立て籠もった彰義隊と新政府軍との戦いによって伽藍は清水観音堂・五重塔等を除きすべて灰塵に帰し、一帯は焼け野原と化してしまいました。

明治 3 年、医学校と病院の予定地として上野の山を視察した蘭医ボードウィンが、この地を公園として残すよう明治政府に働きかけ、その結果、明治 6 年太政官布達によって、芝、浅草、深川、飛鳥山とともに、日本で初めて公園に指定されました。

上野恩賜公園


当初は、寛永寺社殿と霊廟、東照宮、そして境内のサクラを中心とした公園であったが、その後、博物館や動物園、美術館などが構築され、文化の薫り高い公園へと衣替えがなされていきました。

また、内国勧業博覧会や東京勧業博覧会が開催されるなど、近代的な祝祭の中心地として、また、最先端の産業文化の国家戦略的な交流発信の拠点でもあったのです。

官有地となった上野公園は、大正 13 年に宮内省を経て東京市に下賜され「恩賜」の名称が付されました。

ル・コルビジェが日本にただ一つ残した建築「国立西洋美術館」


このような歴史を持つ上野「文化の杜」には、現在、東京国立博物館、国立科学博物館、国立西洋美術館、恩賜上野動物園、東京都美術館、国立国会図書館、国際子ども図書館、日本藝術院、日本学士院、上野の森美術館、東京文化会館、東京藝術大学など、多様かつ高度の文化・教育施設が集結しており、ロンドン、パリ、ワシントン D.C.等の海外主要都市と比較しても遜色はありません。



鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使



協力(敬称略)

文化庁 〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話番号(代表)03(5253)4111



※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。


読者からご意見が届いておりますのでご紹介いたします。


『読者の声』

西洋美術館は私も大好きな美術館です。ロダンの地獄の門も大好きです。ロダンの彫刻は人を引き付ける力があります。 フランスでロダン美術館を見た折も、心が満員になるほど、感動しました。そして、カミュークロデェールの作品も西洋美術館には就農されております。 ロダンの愛人としかみられていませんが、優れた女性であり、美術家です。 また、ル・コルビジェは私の好きな建築家です。 現代建築なのですが、日本のわび・さびを感じます。

美女(間違わないでください。自画自賛しているわけではありません❣美術の好きな女の子という意味なんですけど…でもどちらにとって戴いても大丈夫!かなぁ~⁉)としては、2020年夏、東京国立近代美術館工芸館が東京から石川県金沢市へ移転し、通称を国立工芸館として新たに開館するそうですね~このサイトで記事を拝見しました。中部地方に住んでいる女王陛下の美女007としては大変に楽しみです!

あぁ~そうそうオルセー美術館の地獄門見てみたいな~

ロダンの地獄門は、撮影者側にある二つの棟の左側の右側面に展示されていますので、
お見逃し無きように・・・インテリアデザインは、イタリアのガエ・アウレンティ女史です。(現在は、印象派の絵画が観易いように展示方法に一部修正がなされております。)


『読者の声』

昨日、このサイトでエリザベス女王の若かれし頃のお写真を拝見して、何と!一夜明けててビックリしました。今朝のニュースで、エリザベス女王が新型コロナウィルスのことでイギリス国民にエールを送られていたのです・・・こんな偶然があるのですね~

エリザベス女王の願いが天に届くことを祈ります・・・

 

ZIPANG-4 TOKIO 2020

2020年東京でオリンピック・パラリンピックが開催されます。この機会に、世界の人々にあまり知られていない日本の精神文化と国土の美しさについて再発見へのお手伝いができればと思います。 風土、四季折々の自然、衣食住文化の美、神社仏閣、祭礼、伝統芸能、風習、匠の技の美、世界遺産、日本遺産、国宝等サイトを通じて平和な国、不思議な国、ZIPANG 日本への関心がより深かまるならば、私が密かに望むところです。

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