THE ACCADEMIA NAZIONALE DI SANTA CECILIA AND FENDI FOR A SPECIAL PERFORMANCE
イタリア・ローマ(Rome)を代表するラグジュアリーブランド フェンディ(FENDI)は、ローマにある世界最古の音楽大学のひとつサンタ・チェチーリア国立アカデミア(Accademia Nazionale di Santa Cecilia)と共同主催で、「フェンディルネサンス -アニマ・ムンディ」と題したストリーミングイベントを開催します。
舞台は、フェンディが本拠を置くローマの美しき「イタリア文明宮(Palazzo della Civiltà Italiana)」。イタリアを代表するオーケストラのひとつ サンタ・チェチーリア国立管弦楽団と、バイオリニストのアンナ・ティフ(Anna Tifu)が招聘され、アントニオ・ヴィヴァルディ(Antonio Vivaldi)作曲の「四季」から「夏」を演奏、その際にアンナ・ティフは3着のフェンディ クチュールコレクションをまといます。
サンタ・チェチーリア国立アカデミアについて
世界最古の音楽大学のひとつ。1585年に正式に創立されて以来、「地元の」音楽家の団体から現代的なアカデミアと世界的名声を博する管弦楽団へと進化を遂げる。サンタ・チェチーリア国立管弦楽団は、交響曲のみをレパートリーとするイタリアでは初めてのオーケストラであり、レスピーギの「ローマの噴水」や「ローマの松」など、1900年代の名曲を初演。
1908年の創立以来、マーラー、ドビュッシー、サンサーンス、シュトラウス、ストラビンスキー、シベリウス、ヒンデミットトスカニーニ、フルトヴェングラー、デ・サバタ、カラヤン、アバドといった20世紀の巨匠から、ゲルギエフ、ティーレマンドゥダメル、テミルカーノフを初めとする現代の目覚ましい才能に至るまで、数々の名指揮者を迎え、ベルナルディーノ・モリナーリ、フランコ・フェラーラ、フェルナンド・プレヴィターリ、イーゴリ・マルケヴチ、トーマス・シッパーズ、ジュゼッペ・シノーポリ、ダニエレ・ガッティ、チョン・ミョンフンが音楽監督を務めてきました。
1983年から1990年まで、レナード・バーンスタインが名誉総裁を務め、2005年からサー・アントニオ・パッパーノが音楽監督を務めています。
アンナ・ティフについて
イタリア・サルデーニャ島南部の都市カリアリに生まれ、6歳でバイオリンを始める。8歳で早くも人前で演奏を披露し11歳でソリストとしてフランス国立ロワール管弦楽団と共演してデビューを飾り、12歳でミラノスカラ座でのブルッフのバイオリン協奏曲を演奏。15歳でカリアリにて特別名誉ミュージックディプロマを授与されています。
クレモナのワルター・スタウファー・アカデミーと、シエナのキジアーナ音楽院でサルヴァトーレ・アッカルドに師事し、2004年にキジアーナ音楽院にて名誉修了証書を取得。モーツァルト・ゲゼルシャフト・ドルトムントの支援を受け、17歳でフィラデルフィアのカーティス音楽学校に入学を認められ、アーロン・ローザンド、シュムエル・アシュケナジ、パメラ・フランクに師事しました。
後にカリアリ国際音楽アカデミーから奨学金を得てパリで学び、高等師範学校にて演奏家資格ディプロマを取得。サンタ・チェチーリア国立管弦楽団を初めとする世界有数のオーケストラや室内楽団、世界的に有名な指揮者と共演しています。
ブカレストで開催された2007年ジョルジェ・エネスク国際コンクールで優勝したアンナ・ティフは、同世代有数のバイオリニストのひとりとみなされています。
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ー新型コロナ菌肺炎のパンデミックに寄せてー
昨年、我国は皇室の御代替わりで年号も改まり、昨秋の奥ゆかしき即位式には深い歴史の重みに国民は改めて誇りをもち、2020オリンピック主催国日本は明るい兆しを求めて令和2年を迎えたばかりでした。その余韻も覚めやらぬ1月半ば、世相はいきなり急転直下…
目下、全世界が新型コロナ肺炎パンデミックに巻き込まれております。未だ対処方法も終息期も見出だせない状況下、各国で拡散し猛威を奮っております。
今、私達に出来ることはただ一つ。それはこの目に見えない新型コロナ菌に出逢わない事だそうです。その方法とは… "三密 " つまり密集、密閉、密接 を避ける事ですね。
当面は一人一人がその "三密 " を守りましょう。皆が心を合わせれば、コロナ菌は行き場を見失うのです。
どうか、世界各国が足並みを揃え、協力しあって一日も早く平和な日々が訪れますように。
編集局より
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FENDI
フェンディルネサンス -アニマ・ムンディ
本イベントは、共にローマに結びつき、その美点と創造性を最高の水準で表現するサンタ・チェチーリア国立アカデミアとフェンディとのコラボレーションにより実現いたしました。
演奏会というアイデアは、新型コロナウィルスのパンデミックを経験したあと、「アート、ファッション、そして音楽を通じた再生」というポジティブなメッセージをコミュニティに届けたいという強い想いから生まれました。
至高の響きを特色とするこの協奏曲は、「夏」の調べを具現化するフェンディのクチュールによって初めてイコノグラフィー的な図像表現も伴う形で披露されるのです。演奏は、再出発、再会、再結集という私たち共通の願いを象徴するべく、夏至を祝して行われます。
ヴィヴァルディの作品の中でも特に「夏」は、雄大な情景が目に浮かぶほどの効果を上げるその作風により、胸を躍らせ感情を揺さぶるクライマックスへと聴き手を導きます。
イベントのタイトルにある「アニマ・ムンディ」とは、すべての形ある生命体をひとつにする原理を表します。生物はそれぞれに特有の性質によってお互いを区別していますが、それでも、共通する宇宙霊魂(Universal Soul)の下でひとつに結びついています。
今回の演奏はこのコンセプトに従って行われ、初めは個別に演奏している演奏家たちが、やがてオーケストラという特別な要素によってひとつにまとまります。それは、バイオリニストのアンナ・ティフとオーケストラの面々が、「空間と時間を移動する」演奏となるのです。
ここ数週間の出来事によって私たちに課されることとなったソーシャルディスタンスを保ちながら、音楽家たちは夜明けに「イタリア文明宮」の階段から始まり、建物のアイコニックなアーチをくぐり、最後は「夏」の最終楽章のために、日暮れとともに「イタリア文明宮」の屋上に再集結いたします。
離ればなれになることを強いられた数ヶ月の時を経て、彼らは再び共に音楽を奏で、音楽と夏のぬくもりを共に称えるのです。
アンナ・ティフが演奏するのは、かつてナポレオンが所有していた史上最高のバイオリン製作者アントニオ・ストラディヴァリ(Antonio Stradivari)の1716年製「マレシャル・ベルティエ(Marèchal Berthier)」。
ミラノのプロ・カナーレ財団(Fondazione Pro Canale)が才能あるバイオリニストに貸し出している名器です。このバイオリンは、ストラディヴァリの工房からスペイン宮廷に届けられ、フランス軍による占領までそこにあったことが研究によって明らかになっています。
ナポレオンに仕え、イタリア遠征を指揮したアレクサンドル・ベルティエ(Alexandre Berthier)元帥がこの楽器をフランスへと持ち帰り、後に皇帝自身から授けられたのです。
「フェンディ ルネサンス - アニマ・ムンディ」は、2020年6月20日(土)より フェンディ公式サイトwww.fendi.com、および公式SNSチャンネル@fendiのほか、サンタ・チェチーリア国立アカデミアの公式サイトwww.santacecilia.it、および公式SNSチャンネル@accademiadisantaceciliaにて配信中です。
アーカイブ (archive)
時は、2015年10月22日(木)・・・
フェンディ
「イタリア文明宮(Palazzo della Civilta’ Italiana)」をオープン!
企画展「ウナ・ヌオーヴァ・ローマ、エウル地区とイタリア文明宮」展と、
照明インスタレーションを開催。
イタリア・ローマを代表するラグジュアリーブランド フェンディの新たな本拠として、2015年10月22日(木)「イタリア文明宮(Palazzo della Civilta’ Italiana)」がオープンいたしました。
建築家マルコ・コスタンツィ(Marco Costanzi)によるプロジェクトの完成に際しフェンディは「ウナ・ヌオーヴァ・ローマ、エウル地区とイタリア文明宮」展を開催。同展は2015年10月23日(金)から2016年3月7日(月)まで、「イタリア文明宮」2階にて一般公開されました。
ローマ市文化財監督局協力のもとフェンディが開催する運びとなった同展は、官民協力の初の試みであり、フェンディにとっては、トレビの泉とクワトロ・フォンターネの修復に続き、ローマの歴史遺産を重んじ支援するブランドの姿勢を再び示す機会でもありました。
フェンディのチェアマン兼CEOピエトロ・ベッカーリは、次のように述べています。
「私たちの街 ローマに、そして全世界に向けて、私たちがルーツを根ざすローマとフェンディが常に大切にしてきた伝統と現代性。その2つの間の絶え間ない対話のシンボルであるイタリア文明宮を蘇らせ、こうしてご覧いただけることを誇りに思います。加えて、建設から70年以上もの時を経て、10月23日よりイタリア文明宮の1階は、建築計画の立ち上げから今日に至るまでの歴史を物語る展示を通じようやく一般公開されるのです」
イタリア文明宮のオープンに際し、照明デザイナーのマリオ・ナンニ(Mario Nanni)による常設照明インスタレーションを披露。この記念碑的建造物の構造を、斬新な方法で引き立てます。白いライトがアーケードの円柱をライトアップし次第に強くなる陰影が光の遠近感を生み出す照明は、イタリア文明宮の再生を象徴しています。
2015年10月22日(木)の午後7時45分(イタリア現地時間)からは、同じくマリオ・ナンニが作り出す「ポエム・オブ・ライト(光の詩情)」が記念すべき瞬間を祝い、イタリア文明宮のファサードを照らします。
この照明インスタレーションは、10月23日(金)から10月26日(月)までの毎日、日暮れ時に行われました。
イタリア文明宮、企画展、そしてインスタレーションの当時の様子の一端をご覧頂きました
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
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