もう一つの高山~秘境 五色ケ原~
この森には、翅をもった体長10㎝くらいの人間の姿によく似た妖精が住んでいます。翅は透きとおり、昆虫の翅に似ています。そして月の光に当たると雌は虹色に、雄は銀色に光るのです。
飛騨地方とは、飛騨市、下呂市、高山市(現在、荘川町含む)、そして、世界遺産に指定された大野郡白川村(白川郷)一帯、即ち岐阜県北部地方のことを指しています。
地理的には、飛騨山脈の西側一体を指し、周りを険しい山に取り囲まれた盆地で、森林(山地)の占める面積が大きく
冬には雪が多い日本海側型の気候となります。
歴史的には『続日本紀』や『万葉集』にも「斐太」や「斐陀」等の記載があり、古くから木工技術が盛んで「飛騨の匠」の名は熟練職人として頂点に立ち、今尚、燦然と輝き続けています。
日本の原風景を残す町と言われる「飛騨高山」や、白山ユネスコエコパーク「荘川エリア」、世界遺産の「白川郷の合掌造り集落」、日本三名泉の下呂温泉、ユネスコ無形文化遺産登録「起し太鼓(古川祭)」で有名な飛騨古川が含まれており、四季を通して日本各地から、また現代に至っては多くの外国人訪問客が増え続ける中、日本文化の基層に触れ、深い感銘を与える地域となって来ました。
お寺の原点を見つめる
宿坊 高山 善光寺 瞑想
日本中、此処彼処で失われてしまった古い町並や伝統技術、そして受継がれて来た伝統文化に生活文化・・・
まさに日本人は何処へ行ってしまったのか……と長老達は嘆き、この儘ではイカンと答えを出す前に、この度のコロナ騒動が起こりました。新型コロナウイルスはそんな悠長なものではなく、待った無し。いきなり日本列島を巻込み、いつ感染するか、加害者になるか?被害者になるか?それすら分からない自粛生活を余儀なくされましたね?漸く日本のピークは越えたようですが、世界的には目途が立っていないようです。
そして人々は過去の経験則からパンデミックの後には必ず、「新時代への転換」「世界が変わる」という史実から如何にも納得づくで見え見えの答えを導き出しました。
それが、先ずは「三密」でした。それが直に「在宅ワーク」→「テレワーク」→「オンライン授業」→「オンライン会議」へと繋がりました。
しかも、これが大企業にとっては実に都合よく出来ていて、設備投資の節約、人員削減、対被雇用者の健康福祉、通勤、出張手当、安全管理、等々の節減に繋がります。メディアもこの風潮が恰も新時代の新生活様式であると迄、囃し立てています。これは飽くまでも災害中の暫定的措置であって、将来五感を備えた人間にとって、計り知れない弊害が伴う筈です。
そんなシミュレーションも無しに、余りにも安易なレールを敷いて走り出しています。
さて、こうしたバーチャルな新生活様式が流行る一方で、近い将来、人々はきっと気付く筈です。何かが足りない!いや、それどころか、いつしか人間関係が損なわれ、人としての"思い遣り"や、 "おもてなし" の心が欠けるとどんな社会に変貌するでしょうか?そうした心を持つのが日本人なのです。そんな心の発達はリアルな幼少期より身につくものなのですから。
日本固有の風土地理環境が、日本人固有の美意識や感性を育ててくれたのです。
さて、マイナーなお話でしたが、これは前置きでして、日本には未だ未だ生きた伝統文化が残っていますよ。
北アルプスの大自然を背景に伝統が息づく町。この山里でしか経験できない町として、数多くの外国人を惹き付ける飛騨地方、そして飛騨高山があります。
町を流れる宮川のせせらぎ、路地を吹き抜ける風や、リュックを背負った旅人たちの石畳に伸びる影、 紅がら格子越しの隙間から見える職人たちの背中、軒並から漏れる暮らしの灯り、生活者の日常と旅行者の非日常が交差する町。
この町で100年以上の歴史を刻んで人々の営みを見守り続けてきた「高山善光寺」
時代の変化という大きな風の前で、まさに消えようとしていたこのお寺の灯を地域のみなさまと共に守っていきたい。先人たちの遺志を引き継ぎながら・・・
この町の魅力を世界へ発信することそして、いままでのお寺がそうであったようにさまざまな人々が交流し、学び合い、癒されるような開かれたコミュニティとして「高山善光寺」を蘇らせることこそみんなの願いなのです。
お寺ステイへの想い
宿坊 高山 善光寺
「お寺の原点を見つめ、新しい寺のあり方を模索し、お寺に元気を取り戻したい。」
このミッションを達成するためできるだけ多くの人達に仏教に触れ、お寺を身近に感じてもらいたい。
お寺の現状を知ったうえでお寺の未来を一緒に考えてもらうきっかけを提供したい…
この思いから体験学習プログラム等を公開します。できるだけ多くの皆さまに「仏教を体感し、お寺を知る機会」を提供できるように願いながら・・・
高山 善光寺
一光三尊阿弥陀如来
高山善光寺の御本尊は、一光三尊阿弥陀如来像です。
中央に阿弥陀如来様、向かって右側に観音菩薩様、左側に勢至菩薩様が一つの光背の中に三人の尊い方が一緒に立っておられる像であります。
また、御本尊は絶対秘仏となっておりますので、お姿を見ることはできません。 信州善光寺の『善光寺縁起』によれば、善光寺如来様※は、遠くお釈迦様在世の時にインドで出現なさったといわれております。その後、百済にお渡りになり、欽明天皇13年(552年)日本に仏教が伝来した時に、百済より贈られたと語られています。日本最古の仏像とも云われております。
御本尊は古来より「生身の如来様」といわれており人肌のぬくもりを持ち、人と語らい、その眉間の白毫から智恵の光明を発しているというのです。奈良の法隆寺には「善光寺如来御書箱」という、聖徳太子と善光寺如来様が取り交わした文書を入れた文箱が現存しています。
このように、人々と触れあう如来様として信仰を集めて参りました。
参考
※善光寺式阿弥陀三尊像(徳川美術館 蔵)
善光寺(長野市)の本尊で秘仏である阿弥陀三尊像は、天竺(インド)において月蓋長者(がっかいちょうじゃ)の前に現れた阿弥陀如来の姿を鋳出して写した「生身仏(しょうじんぶつ)」と伝わり、かつインドから朝鮮半島を経て日本へもたらされた最初の仏という縁起とともに、鎌倉時代以降、篤く信仰されました。全国に彫刻による多数の模像が伝存するなか、本品は数少ない絵画による遺例です。尊像の頭髪を人毛の刺繡で表していることから、故人の追善を目的に製作された可能性が考えられます。
現在、徳川美術館「蓬左文庫展示室」では、
企画展 祈りのこころ ー尾張徳川家の仏教美術-を開催中です。
会期は、2020年6月6日(土)~7月12日(火)
※詳細は次号にてご案内いたします。
庭園
ご本堂の裏に、浄土宗独特の教えである「二河白道」の喩を再現した庭園がございます。「二河白道」とは、現世と極楽浄土の世界の間に燃え盛る火の河と激流の水の河があって、人はそこを通ることができないが「南無阿弥陀仏」と信じ唱えることによって一筋の白道が現れ、それを通って浄土に到達できるという信心を喩えたもので主に絵図や掛け軸にして教えを説いたものです。
高山善光寺の庭園は、この信仰に従い、池を渡る石橋を念仏を唱えて渡ることで往生浄土が得られることを表現しております。
余談ですが、「二河白道」と聞くと原作・小池一夫、画・小島剛夕の「子連れ狼・二河白道 編」公儀介錯人で水鴎流の達人 拝一刀とその子大五郎を思い出す人も多いのではないでしょうか?柳生一門に復讐を誓い、冥府魔道(修羅道)を行く親子の物語です。1970年~76年の連載なので、もうかれこれ50年経ったのですね・・・ラジオや映画やテレビしかない時代、懐かしいですね~
その後、映画は主演を若山富三郎、テレビは萬屋錦之助が演じました。
弘法大師堂
明治44年(1911年)高山にて宗派を超えて二十一の霊場が設けられました。
この大師堂は第2番の霊場で弘法大師の御杖跡と言われている穴開き石(霊石)が安置されています。霊場となった善光寺では、信徒縁者より浄財を集めて大師堂を建立しました。
西高野山・大宝寺の杖を持つ弘法大師像(長崎県五島市)※
※弘法大師・空海が帰朝の途、大宝の浜に上陸し暫くここに滞在したことから「西の高野山」と呼ばれています。
大宝元年(701年)震旦の国(現在の中国)より三論宗の祖師、道融和尚が来朝し弥勒山観音院大宝寺を開創。また、第41代持統天皇の勅願寺でもあります。
その後大同元年(806年)、空海が帰朝の途、この地に滞在し大宝寺において本邦初めての真言密教の講莚を行い、三論宗を真言宗に改宗。
室町時代の涅槃図、我が国最古の大般若経、凡鐘(県文化財)、日本三大秘仏の聖観音像、左甚五郎作と伝えられる猿の彫刻があります。
弘法大師にまつわる話しでは、弘法大師は全国を回り、杖で地を突いて荒れた土地に水や温泉を湧かすこと、塩が手に入らない所には塩水の井戸を湧かすなどのお話が各地に残っています。湧き出た水を飲むと見えなかった目が見えるようになったり、温泉で身体を癒したりと噂は広まりました。
眼病・胃腸病・皮膚病・切り傷・火傷・安産・書道・茶の湯等々、万病に効いたそうです。その水のお陰で利益を得た方々が、お礼にと御杖跡にあやかった穴開き石を供えることがあったようです。
硬い石に穴が開き、先が見通せることで要するに願いが叶うと縁起を担いで供えられたものと思われます。小石の中から、穴が開いた石を見つけるのは大変難しいことです。穴開き石は、「穴が通る=よく見える」として、また、「石が通る=意思が通る」としても元を担ぐことに通じています。
善光寺では、全国からの参拝者から穴開き石がもたらされ石に触れたり、枕元に置いて眠ると安産、子宝のご利益があると信仰されています。
お寺で日本文化体験
社寺だから体験できる写経や座禅・瞑想などの体験をご提供しています。
ご戒壇巡り
高山善光寺 ご戒壇巡り 真っ暗な階段を下りて往くと・・・
高山善光寺 ご戒壇巡り 外国の方たちも怖いもの見たさか?それとも…大変な人気です!
高山善光寺には信州善光寺と同様にご戒壇巡りがあります。
高山善光寺のご戒壇巡りとは、本堂の内陣より地下回廊に入り、燈明の助けなく秘仏の御本尊様の下を巡って、「仏様の分身であるお錠前に触れる」ことによりまして、仏様と縁を結び、この世に生を受けてから今日まで犯した一切の悪業を浄化していただき、さらに極楽往生のお約束をいただく行であります。これゆえにお錠前は「洗罪極楽の鍵」と呼ばれております。
ご戒壇巡りに入ると、一寸先も見えない暗闇の中を手探りで進み、やがて御本尊様の真下に懸かる「洗罪極楽の鍵」に触れて出てきた時、最初に目にするのが出口から射し込んでいる光です。目の前にそのわずかな光を見る時、ほっと安堵の思いをいたすことでしょう。普段は感ずることのない、光のありがたさ、目の見える尊さを覚えることでしょう。
ご戒壇の中の暗闇は、無差別平等の世界をあらわしているものとされております。私たちは、日頃余計なものに眼を奪われて、ものの本質を見誤ったり、争ったり、嫉妬したり、むさぼったりして、結果は悩みに陥るのです。
ところが、暗闇の中では、私たちは種々のとらわれの心を離れ、お錠前を探し当てることに専心します。つまり、仏様の世界に入って行くことができる行なのです。
高山善光寺に参拝される皆様、是非ご戒壇巡りを体験してください。
※ 内部の高さは一番低い所で一メートル八十センチになって居ますが、それ以上のお方はご注意下さい
※ 「浄心極楽の鍵」は右側の壁、普通のお方ですと、胸の高さあたりに有ります。
写経
写経とは1400年前から続く、仏様の教えを書き写す修行です。
比較的短い、般若心境を書き写しますので、初心者の方でもお気軽に体験できます。
座禅
座禅とは、禅宗で古代から続いてきた修行のひとつです。
厳しい僧侶の修行のイメージがありますが、初心者の方にも丁寧に説明し、休憩を挟むので、お気軽にご参加いただけます。
着物
赤い中橋宮川の着物散歩
春の高山祭。宮川に架かる赤い中橋を渡る屋台とからくり人形。
本年は、新型コロナウイルス騒動のため春・秋とも一般公開は自粛となりましたが、きっと来年は観れることを期待しましょう!
ライトアップした赤い中橋。宮川のせせらぎと…水面に揺れる高山の夜の灯を眺めながらそぞろ歩くのも楽しみのひとつ・・・
春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬は雪景色…飛騨の四季があなたを迎えてくれます
高山の夜は更け、外に人はいませんが、何故か?時々…二の字の下駄の跡が・・・
その年は兎に角雪が深くて、チョロチョロ出した筈の水道水も凍てつくほど…前の日には、当時500軒とも1000軒ともいわれた、赤ちょうちんで安ちゃんと角さんと深夜までハシゴ酒…二日酔いをおしてみんなで手分けして赤い中橋から雪を落としたっけ・・・
冬の高山、いいねぇ~みんなまめけな!
いつしか着物体験がハシゴ酒体験となってしましました。元に戻ります・・・
善光寺の着物体験は、着付けの先生を呼び、初めての方でもお似合いの着物をお召しいただけます。 着付けのお時間は、男性で15分、女性で30分ほどです。着物を着て高山の風情ある街並みを散策すると、きっと思い出深いものになるでしょう。
ヨガ
月に数回開催している、「寺ヨガ」です。お寺の本堂で、いつもとは少し違った雰囲気のヨガを楽しみませんか。
シンギングボウル
チベット密教に伝わる法具~シンギングボウルの不思議な音色に心身ともに癒されて~
お寺の本堂で好きな体勢でリラックスしながら、シンギングボウルの不思議な音色に心身ともに癒されてみませんか。
シンギングボウルは、情報社会の中で、知らず知らずに様々なストレスを受けやすい現代に生きる私達の、コアな部分を癒してくれるサウンドヒーリングツールです
シンギングボウルについて
三千年以上前よりチベット密教に伝わる法具です。チベットの高僧が静寂の中で、精神統一や瞑想などで魂を研ぎ澄ます為に使用されていました。
シンギングボウルのもたらす音の波動により、物質や場が浄化され乱れた氣の流れを整えると考えられており、医療用具としても使用されることもあります。
シンギングボウルの音の波動が最も伝わりやすいのは水分です。
人間の体の中の70%もの水分に波動共鳴することで、音の振動・周波数が細胞レベルまで伝わり、心身のあらゆる滞りを解放して循環を促します。
さらに、音の倍音によって、脳波が β波(覚醒、理論脳、思考脳)から一気に α波(瞑想、リラックス)そしてθ波(深い瞑想、まどろみ)へと移動します。
常に情報処理に追われている脳を休ませることができます。
音の波動と倍音、そして浄化の力により、心身に癒しをもたらし、バランスを整え、精神をより高みに導きます。
オリジナル塗香づくり
塗香(ずこう)づくり
塗香(ずこう)とは...
塗香は元来、祈りやお清めのために仏教で使われていた微粉末状のお香です。
仏教発祥の地インドでは古来より、殺菌効果の高い白檀をはじめとする多くの芳香植物が産出する地域であったため、住まいや身体を清潔に保つために香りを使用する風習がありました。
寺社で手水舎(ちょうずや)で手を水で浄めてから参拝するように、一部の寺院では、このお香で身を浄めてから参拝することもあります。また、参拝前だけでなく、写経やお勤めの前に使用することもあります。
和のフレグランスをまとって、心と体をお寺で清めてみませんか。
お寺の本堂で、自分だけのオリジナルの塗香(ずこう)づくりが体験できます。
すべて天然のきめこまやかな香原料を使用し、ご自身の気分や体調に合わせて香りを選ぶことができます。
体温に乗せてほのかに香る奥深い香りが、ゆっくりと身体中に染み渡り、心と身体を癒やしてくれるでしょう。
一回に使う量は米粒ほどで、約100回分つくることができます。
写仏体験
写仏とは、文字通り仏様の姿を書き写す体験です。
善光寺の御本尊である阿弥陀如来の絵を、本堂で書き写していただきます。絵は難しいものではありませんので、お子様でも体験に参加できます。
日々変わらず日常を過ごせていることに感謝しながら、静かな気持ちで心を整え、丁寧に阿弥陀様を書き写していきましょう。
阿弥陀如来とは
国 史蹟天然記念物「鎌倉大仏殿跡」鎌倉の大仏様※
無限の寿命を持つことから無量寿如来(むりょうじゅにょらい)ともいいます。
私たちのような修行を行っていない、耐えることが難しい普通の者(=凡夫[ぼんぶ])を救おうとして修行を積み、悟りを開いたといわれる仏の一人です。
命あるものすべてを救う四十八願(しじゅうはちがん)という誓いを立て「南無阿弥陀仏」と唱えたあらゆる人々を必ず極楽浄土へ導くとされております。自分たちの力だけでは無理でも、阿弥陀仏の力を借り、阿弥陀仏が私たちのために用意いただいた極楽で修行するなら、私たちでも悟れるのでは無いかという考えが浄土宗の教えです。極楽浄土は阿弥陀如来が開いたとされています。
阿弥陀如来の見た目の特徴は装飾品を身に着けないことです。阿弥陀如来像で日本で最大級のものは鎌倉の大仏様が有名です。
先生の眼が厳しそう~
創作和食料理
他にも茶道や創作和食料理、東洋医学、瞑想、半弓、カルタなどの日本文化を楽しむ時間も用意されていますので、事務局にお問い合わせください。
そう言えば、料理を拝見して思い出したことがあります…以前、映画「アンタッチャブル」で下り階段を子供を乗せた乳母車が落ちて行く有名なシーンの撮影現場シカゴのセントラルステーションを訪ねた折、丁度昼なので駅前にあるレストランに入った事があります。
注文した料理と一緒に何と50cm位の長さの細い木の棒の先端に日の丸を付けた物が立っており、店主がカタコトの日本語と英語で、他のお客様に日本からわざわざ来てくれたお客さんだよ~と紹介してくれると拍手喝采でした。他のテーブルを観てみると国際色豊かに木と紙で作った色々な国旗がたなびいていました・・・その場にいる人たちが、古くからの友人のように思えた瞬間でした。
そろそろ今夜のお宿、宿坊「高山 善光寺」
についてお部屋のご紹介をしたいと思います。
高山善光寺について
About ZenkojiTakayama
高山善光寺は浄土宗のお寺で国籍・宗教・性別を問わずご参拝いただけます。
本寺は長野県にある信州善光寺大本願の別院であり、一光三尊形式の阿弥陀如来(善光寺如来)を安置しております。
現在国内では約400か寺に善光寺如来が安置されていますが、そのうち約100数か寺が「善光寺」を正式な寺名としています。そのなかで、信州善光寺大本願より「別院号」を授かった寺院はわずか20数か寺であり、岐阜県ではここ高山善光寺だけとなります。
本寺院は建立以来、遠路からの参拝者の方々のために宿坊を併設しております。
現在は世界中から高山を訪れる外国人の方が集まる国際色豊かな宿となり、95%以上の宿泊者が外国人となりました。調理場も宿泊者の皆様に開放しており自由にお使いいただくことができます。
宿坊 善光寺|TEMPLE HOTEL TAKAYAMA ZENKO-JI
月見の間
本堂の近くに位置する月見の間は、ゆったりとくつろげる広さのお部屋です。庭の眺望はありませんが、こじんまりとしたお部屋でエアコンを完備しております。建物は建築から150年以上が経ち、歴史を感じることができます。
桜見の間
いぐさの香り漂う桜見の間は、2020年にリニューアルしたばかりの和室です。庭の眺望はありませんが、こじんまりとしたお部屋でエアコンを完備しております。建物は建築から150年以上が経ち、歴史を感じることができます。いぐさの香りを感じながらゆっくりとお過ごしください。
花見の間
茶室を改装した花見の間は、客室から庭を一望できます。専用のシャワールームを設け、ゆったりとお過ごしいただける造りとなっています。建物は建築から150年以上が経ち、歴史を感じる一方で、エアコンはついておりません。夏は暑く、冬は寒いです。扇風機や冷風扇、暖房、毛布などを準備し、暑さ対策、寒さ対策を行っておりますが、冷暖房の備え付けがありませんことを予めご了承ください。それ以上に記憶に残る、貴重な体験をご提供いたします。
英国・アーツアンドクラフツ ウイリアムモリスのレッドハウスにて
日本の影響が感じられないでしょうか・・・
雪見の間
本堂横に設けられた雪見の間は、上下階に別れた二間のお部屋です。二間に分かれているので、2組2名様でのご宿泊も可能です。池庭を眺めることもでき、専用のシャワールームも備え付けてあります。また、建物は建築から150年以上が経ち、歴史を感じる一方で、エアコンはついておりません。夏は暑く、冬は寒いです。扇風機や冷風扇、暖房、毛布などを準備し、暑さ対策、寒さ対策を行っておりますが、冷暖房の備え付けがありませんことを予めご了承ください。それ以上に記憶に残る、貴重な体験をご提供いたします。
風見の間
風見の間は、贅沢に3つの和室をひとつなぎにし、大人数でもご宿泊いただけるようにしました。その和室からは池庭を独り占めし、江戸時代に造られたこの池庭を現代に感じることができます。また、専用のシャワールームを設け、お寺での滞在を贅沢にお過ごしいただける造りとなっております。建物は建築から150年以上が経ち、歴史を感じる一方で、エアコンはついておりません。夏は暑く、冬は寒いです。扇風機や冷風扇、暖房、毛布などを準備し、暑さ対策、寒さ対策を行っておりますが、冷暖房の備え付けがありませんことを予めご了承ください。それ以上に記憶に残る、貴重な体験をご提供いたします。
信州善光寺について
善光寺信仰
長野県にある善光寺は、宗派を問わず、檀家制度もない全国でも珍しいお寺です。性別や年齢を問わず、だれでも受け入れる庶民のお寺として、古くから「善光寺さん」と親しみを込め呼ばれています。
善光寺自体は無宗派ですが、寺内には天台宗の「大勧進(だいかんじん)」と浄土宗の「大本願(だいほんがん)」があり、39の院坊(天台宗25院、浄土宗14坊)の寺院の僧侶が共同で本堂を護っています。浄土宗大本願の住職は「善光寺上人」と呼ばれ、代々女性が住職につくいわゆる尼寺で、公家出身の方を住職に迎えています。日本最古と伝わる一光三尊阿弥陀如来を本尊としています。
~飛騨地方の情報は下記よりご覧いただけます~
ZIPANG-2 TOKIO 2020~飛騨荘川に庄川の源流を訪ねて~「第31回『飛騨荘川ふるさと祭り』壮観 獅子30頭が揃い一斉に舞う」
https://tokyo2020-2.themedia.jp/posts/4894163
ZIPANG TOKIO 2020「飛騨の春はここから始まる!4月19日、20日 天下の奇祭、勇ましい起し太鼓、絢爛豪華な屋台の曳揃え、神事の御神輿行列 三位一体の『古川祭』」開催!
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2078567/
ZIPANG TOKIO 2020「神様が里に出られる日を祝う 飛騨三大祭 『飛騨神岡祭』奥飛騨に春の香り!」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2228564/
ZIPANG TOKIO 2020「冬の幻想 白壁を揺らす灯火 飛騨古川【三寺まいり】」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3305554/
ZIPANG TOKIO 2020「まさに桃源郷! 下呂温泉の山むこうに日本で最も美しい村があります~貴方もきっと武陵の漁夫の気持ちに~」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/1307190/
ZIPANG TOKIO 2020「飛騨路に春を告げる 下呂の田の神祭り(国指定重要無形民俗文化財)と下呂温泉 美人の湯を堪能!」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3693829/
ZIPANG-4 TOKIO 2020 ~古今折衷~ 世界遺産・白川郷 観光立国へ。1,600人の小さな村の大きな挑戦!
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7509579/
ZIPANG-4 TOKIO 2020~古今折衷~白川郷の継承と躍進とは「白川郷らしさを取り戻し、地域の未来を創っていくこと!」
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7510052/
ZIPANG TOKIO 2020「春の高山祭(山王祭)と 55年ぶりに春と秋の祭屋台23台曳き揃え ユネスコ無形文化遺産登録記念『高山祭屋台の総曳き揃え』のご案内」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2218255/
ZIPANG TOKIO 2020「飛騨に春『高山祭』 日本を代表する美しい祭です! ユネスコ無形文化遺産登録」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3917193
ZIPANG TOKIO 2020「高山祭や神社の祭礼を彩る 飛騨高山伝統の『飛騨染』寒ざらし」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/1948304
ZIPANG TOKIO 2020「素朴さの中に深い美が潜む 伝統的な技法で縫い付けられた飛騨さしこ」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2213290/
ZIPANG-4 TOKIO 2020 氷点下15度の温もり 飛騨の酒 ❝ 蓬莱 ❞「蔵元の隠し酒」とは!?
https://tokyo2020-4.themedia.jp/posts/7745544/
ZIPANG TOKIO 2020「ユネスコ無形文化遺産 提案候補『伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術』」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/3693470/
ZIPANG TOKIO 2020「 最高の魅力『日本文化伝統の薫り』徳川御三家筆頭尾張徳川家の徳川美術館 」
https://tokyo2020-summer.themedia.jp/posts/2570027/
協力・お問い合わせ
株式会社シェアウィング
東京都千代田区平河町2丁目5番3号
oterawork@oterastay.com
鎹八咫烏 記
伊勢「斎宮」明和町観光大使
石川県 いしかわ観光特使
協力(順不同・敬称略)
善光寺 〒380-0851 長野県長野市元善町491 電話:026-234-3591(代)
徳川美術館 〒461-0023 名古屋市東区徳川町1017 電話番号: 052-935-6262
西高野山 大宝寺 〒853-0413長崎県五島市玉之浦町大宝633 電話0959-87-2471
高山市役所 〒506-8555 高山市花岡町2-18 代表電話:0577-32-3333
高山 善光寺 〒506-0025 岐阜県高山天満町4-3 電話 0577-32-8470
文化庁〒100-8959 東京都千代田区霞が関3丁目2番2号 電話(代表)03(5253)4111
※画像並びに図表等は著作権の問題から、ダウンロード等は必ず許可を必要と致します。
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